近年、人口減少や少子高齢化が進行する中で、空き家は増加傾向にあり、特に適切な管理が行われていない空き家については、防災、衛生の悪化、景観など多岐にわたる問題を生じさせ、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしかねないものもあります。今後、空き家等の数がさらに増加すれば、問題が一層深刻化することが懸念されます。
このような状況を踏まえ、平成26年11月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が公布され、平成27年5月に完全施行となり、本格的な空家等対策の法的枠組みが構築されました。
豊明市においても、空家等に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、「豊明市空家等対策計画」を平成30年3月に策定し、管理不全の空き家の「発生抑制」、「適切な管理」、「利活用促進」を図り、安心して住み続けられる住環境の確保を推進してまいります。