地震の教訓を未来へ、命を守る備えを

1995年1月17日、阪神淡路大震災は多くの命と生活を奪い、日本中に深い悲しみと教訓を残しました。それから30年が経過しましたが、東日本大震災や熊本地震、北海道胆振東部地震及び能登半島地震など様々な震災を経験する中で、私たちは災害への備えや耐震化の重要性を再認識するところです。
 また、南海トラフ地震の今後30年以内での発生確率をこれまでの70~80%から80%程度に引き上げられました。
 地震を知り、正しく恐れながら地震に対して備えることで被害を最小限にすることは可能です。地震による建物の倒壊は、多くの命を危険にさらします。家屋の耐震診断をして補強を行うことで、大切な家族や財産を守ることができます。 

 私たち一人ひとりの行動が、災害時の被害を減らし、命を守ることにつながります。また、建物の倒壊を防ぐことは、狭あい道路の閉塞の未然防止につながり、避難路が確保され、救助の手が必要な方に行きわたることになり、災害に強い街がつくられます。

 阪神淡路大震災の教訓を忘れず、次世代へ伝えていくためにも互いに協力し合い、行動を始めてみませんか。