平成23年度 人・自然・文化ほほえむ安心都市

行政評価制度 第4次豊明市総合計画進行管理

平成23年度行政評価結果報告書 (PDFファイル 484KB)

 

制度の概要

 行政評価制度とは、行政の担う施策や事務事業の実施に際して、計画から成果までを一連の流れとしてとらえ、これを客観的に分析、評価検証することで、一つひとつの事務事業から、行政全体の質的な改善と維持向上を図ろうとするものです。豊明市では、時代の変化に対応しながら第4次総合計画の基本理念であります「協働で創るしあわせ社会」を市民の皆様とめざし、将来の都市像である「人・自然・文化ほほえむ安心都市」を実現していくために、この行政評価制度によって、各行政現場での目的意識の共有、徹底したコスト意識、成果志向をもって行政施策に臨んでいます。

 

1.第4次総合計画の進行管理

 平成18年度から平成27年度10ヵ年の施策並びに事務事業を対象としています。

 

2.施策評価と事務事業評価の二階層制度

 市の基本理念実現のために51の基本施策が、また基本施策推進のため複数の事務事業で構成された394の単位施策が設定されています。 この394の単位施策は、最小単位である事務事業に細分化することができます。これが一つひとつの業務となっており、制度初年度に444の事務事業が評価の対象として選定されています。そして、これらがそれぞれ上位の目的にどのように貢献しているのかを具体的に測るために、二階層に分けた評価を実施しています。

  このように、総合計画に基づく政策、施策、事務事業の体系のなかで行政評価を行うことで、現場の自己改善ツールとしてPDCAサイクルを機能させていくことをめざしています。

 

行政評価制度-平成23年度評価結果一覧の画像その1

 

3.実施サイクル

 事務事業実施年度の翌年度における査定作業を経て、翌々年度の予算に評価結果が反映していきます。一方、事業実施年度の翌年度においても、その執行方法等には評価の結果が影響を与えます。

 

行政評価制度-平成23年度評価結果一覧の画像その2

 

4.評価と公表

 審査会、経営戦略会議における分析を経て総合評価が行われ、施策、事務事業の検討、改善方向の指示によって、次年度の施策、事務事業の展開をします。結果は、ホームページを通じて毎年公表されます。評価結果に対する外部意見は、第5次行政改革大綱に連動することから、行政改革推進委員会に進捗報告をする中で反映させることとしています。

行政評価制度-平成23年度評価結果一覧の画像その3

 

平成23年度実績

1.総合評価結果

【事務事業評価】
事業完了、統廃合を行い平成23年度は413事務事業として行政評価を行いました。実績 413事務事業のうち、A評価は 316事務事業、B評価は45事務事業、C評価は2事務事業、D評価は1事務事業となりました。(未実施等は49事務事業)

  詳細は、後の6つの施策体系別に整理した評価結果一覧を参考にしてください。

 

2.評価の結果と判断の基準

  A 評価 : 上位目的である施策に貢献しているので継続する。
  B 評価 : 事務事業の実施手法や環境(予算的・人的)に改善が必要
  C 評価 : 縮小等、事務事業としての見直しが必要
  D 評価 : 事務事業の廃止が相当

  なお、判断の基準は、(1)必要性(必要な事務事業であるか。)、(2)公共性(公が実施する意味があるか。)、(3)妥当性(ニーズに対して投入が適正か。)、(4)効率性(結果に至る活動に無駄はないか。)、(5)有効性(活動の結果が上位の目的に貢献しているか。)、(6)市民満足度(事務事業が対象にしている市民を満足させているか。)としています。

 
* 制度の詳しい内容は 「運用マニュアル」 を参照してください。
* 評価票の見方は、評価票の記載例 「施策評価票」 または 「事務事業評価票」 を参照してください。

 

行政評価制度評価結果一覧