5 自主防災組織の規約及び防災計画の作成
- 自主防災組織を設置するにあたり、住民相互の合意を明確化した規約を定めておく必要があります。
- 規約は組織の目的や事業内容などを明らかにするとともに、会員の範囲、役員の選任及び任務、会議の開催、防災計画の策定などについて定めるものです。
- 防災計画は災害の発生時などに迅速かつ能率的に防災活動を行い、被害の発生または拡大を防止するためあらかじめ定めておく計画をいいます。
- 自主防災組織図の作成
- 防災組織の活動内容
平常時と災害発生時のときにそれぞれ、どんな活動を行うのかをまとめると次のようになります。
本部班
平常時
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災害発生時
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- 組織内の各班の任務や活動の調整を行う。
- 警戒宣言発令時及び災害発生時の対策本部の運用計画や見直しを行う。
- 組織内の連絡網の整備を行う。
- 消火訓練、講習会等の年間計画をたてる。
- 近隣退避場所、一時避難場所、危険箇所などの指定をする。
- その他本部の活動に関すること。
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- 警戒宣言発令時は、警戒本部を設置する。
- 災害発生時は、災害対策本部を設置する。
- 各班の活動指示及び応援の指示を実施する。
- 防災関係機関に的確な情報を提供する。
- その他本部の活動に関すること。
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広報班
平常時
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災害発生時
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- 防災リーフレット、チラシなどを配布し、防災意識の高揚を図る。
- 災害時の情報収集、伝達に関するマニュアルの作成。
- その他広報の活動に関すること。
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- 市地震災害警戒本部からの情報を伝するため、巡察などを行う。
- 地域内の被害状況(死傷者、建物、道路の破損状況等)、火災発生状況などの被災情報を収集する。
- 班長は、必要に応じ防災会長(支部長)に、被災情報を報告する。
- その他広報の活動に関すること。
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消火班
平常時
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災害発生時
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- 消火機材用具の点検・整備を行う。
- 消火活動に関するマニュアルを作成する。
- その他消火の活動に関すること。
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- 火災警戒巡視を実施する。
- 水バケツ、消火器等による初期消火活動を実施する。
- その他消火の活動に関すること。
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避難誘導班
平常時
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災害発生時
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- 避難場所、避難路などの安全点検を行う。
- 避難誘導に関するマニュアルを作成する。
- 組織内の災害弱者の把握をする。
- その他避難誘導の活動に関すること。
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- 避難経路の決定をする。
- 避難者を指定の避難場所などへ誘導する。
- 救出・救護班と連携をとる。
- その他避難誘導の活動に関すること。
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救出・救護班
平常時
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災害発生時
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- 救出及び救護の技術、技能の習得を図る。
- 救助機材の点検・整備をする。
- 要介護者台帳を作成する。
- 災害弱者の救護方法の習得を図る。
- その他救出救護の活動に関すること。
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- 歩行困難な災害弱者を、避難場所まで搬送する。
- 倒壊家屋などから、生埋め被災者を救出する。
- 負傷した者に応急処置を実施する。
- 避難誘導班と連携をとる。
- その他救出救護の活動に関すること。
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避難所班
平常時
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災害発生時
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- 世帯台帳を作成する。
- シート、テント、炊き出し機材、給水機材などの点検・整備 をする。
- その他避難所の活動に関すること。
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- 世帯台帳等を活用して、避難者の確認をする。
- 避難場所に必要なテント、ビニールシートなどを準備する。
- 非常食、毛布などの物資の配布、調達を行う。
- 避難場所の衛生管理に努める。
- その他避難所の活動に関すること。
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