南海トラフ地震に関連する情報
1 南海トラフ地震
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。
この南海トラフ沿いのプレート境界を震源とする大規模な地震が「南海トラフ地震」となります。
2 南海トラフ地震の危険エリア
平成14年4月24日に豊明市は大規模地震対策特別措置法による「地震防災対策強化地域」に指定されました。
これは、東海地震の想定震源域が見直されたことによるもので、愛知県内では、名古屋市を含む39市町村が強化地域に指定されています。(平成24年4月現在)
また、平成26年3月31日には、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法による「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されました。これは平成15年に「東南海・南海地震防災対策推進地域」として指定されたものが法改正により改められたもので、愛知県内のすべての市町村が推進地域に指定されています。(平成26年4月現在)
※南海トラフ地震が発生した場合に著しい地震災害が生じる恐れがあるため、地震防災対策を推進する必要がある地域のことです。
3 南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ全域を対象として、異常な現象を観測した場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合に、気象庁より「南海トラフ地震に関連する情報」の発表がされます。(令和元年5月31日より運用開始)
※本情報の運用開始に伴い、東海地震のみに着目した情報(東海地震に関連する情報)及び南海トラフ地震に関連する情
報の発表は行われません。
気象庁リーフレット(pdf 446KB)
南海トラフ地震に関連する情報の種類と発表条件(気象庁のページへリンク)
南海トラフ地震臨時情報の解説ページ(内閣府のページへリンク)
4 「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたとき
「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたときは、家具の固定、最寄りの避難所・避難場所、家族との安否確認手段の取決め、家庭における備蓄等、日頃から行っている備えの再確認をしてください。
5 地震に備えるための「家庭の防災会議」
地震は、家族が離れ離れのときに起こることも考えられます。そんな時に慌てないように、普段からお互いの連絡方法や避難場所を決めておきましょう。