豊明市二村台地区新設校開設準備委員会が設置されました

 双峰小学校と唐竹小学校の統合を円滑に推進するために様々なことを協議・検討する豊明市二村台地区新設校開設準備委員会(以下、「開設準備委員会」)が市議会の承認を得て、平成30年7月2日に設置されました。

 今後、開設準備員会で検討した内容などは、適宜、「委員会だより」や「市ホームページ」などで皆様にご案内していきます。

開設準備委員会設置前に教育委員会が行った説明会の内容・その時のご質問

 説明会の内容

 平成30年3月20日に開催された豊明市総合教育会議にて、「豊明市立双峰小学校及び唐竹小学校のよりよい教育環境を実現するための基本方針」に基づき、双峰小学校と唐竹小学校を統合し、平成33年4月に新設校を開設することを決定しました。(両校の統合は、新しい校名の案が決定した後、市議会での審議を経て、最終的に決まります。)

 この両校の統合に関わることについて、豊明市総合教育会議の前後に教育委員会が「双峰小学校と唐竹小学校の児童の保護者」や「両校学区内の未就学児の保護者」へ説明を行いました。(平成30年3月17日に両校在校児童の保護者に実施、5月27日に新1年生児童と未就学児の保護者に実施)

 

 【豊明市立双峰小学校及び唐竹小学校のよりよい教育環境を実現するための基本方針】の主な内容

   双峰小学校と唐竹小学校を統合する

   全学年でクラスの児童数を35人を上限とし、きめ細かい指導を行えるようにする

   統合後の校舎は双峰小学校を使用する

   統合後の小学校は新設校とする(校名、校章、校歌を新しくする)

   新設校の開校は平成33年4月以降とする ※教育委員会で「平成33年4月に開校」と決定

   統合後の学区は、現在の双峰小学校及び唐竹小学校の学区とする            など

 

説明会で保護者の方からいただいた主なご質問

基本方針に関するご質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.なぜ、双峰小学校と唐竹小学校を統合するのですか?

A.両校を統合して、クラス替えを行える規模とすることで、人間関係の固定化を防ぎ、将来を担う子どもたちが今よりもさらに広い人間関係を構築できる環境とすることにより、よりよい教育環境を実現するためです。

Q.全学年35人学級となるのですか?また、35人学級にして教室は足りますか?

A.市教育委員会としては全学年35人学級で意思決定しています。統合後に校舎を使用する双峰小学校の教室数に応じて、必要な教室を検討し、余裕教室を利用することで普通教室を確保します。

Q.新しい学校の開校はいつですか?決定しているのですか?

A.市教育委員会としては平成33年4月に開校すると決定しています。それに向けて、準備を進めています。なお、両校の統合は、新しい校名の案が決定した後、市議会での審議を経て、最終的に決まります。

開設準備委員会に関する質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.統合に向けた要望はどのように検討されますか?

A.双峰小学校と唐竹小学校の統合に向けた要望は開設準備委員会で検討します。開設準備委員会は「地域代表者(両校の学校評議員)」「PTA及び保護者代表者(両校のPTA役員※保護者の方)」「学校関係職員(両校の校長)」「その他教育委員会が必要と認めるもの(愛知教育大学教授、県教育委員会職員、市校長会代表)」の方々で構成されています。なお、検討することが多岐に渡ることから、詳細な検討をするための作業部会を別に設置します。作業部会は両校の教員、PTA(保護者)代表者(OBの方も含む)、地域の方、市役所職員などで構成されます。

校舎の改修に関するご質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.校舎の改修内容は具体的に決まっていますか?また、予算はすでにあるのですか?

A.校舎の改修内容はまだ決まっていません。今後、開設準備委員会で改修内容の案を作成します。その後、作成された案を尊重して、市教育委員会が予算を要望します。

Q.校舎の改修工事はどのタイミングでするのですか?また、在校児童への影響はありますか?

A.原則、長期休業中に行いますが、工事が終了できない場合は、児童の安全や防音に配慮しながら、長期休業以外の日程で行うことになります。

Q.校舎の改修の際に衛生面の改善として、トイレを改修していただけますか?

A.トイレの改修は小学校の統合とは関係なく、平成30年度から3年間かけて改修しています。(和式トイレから洋式トイレへと変更します。)

通学体制に関するご質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.通学路は誰が決めるのですか?

A. 通学路は学校が決めます。なお、検討は開設準備員会で行いますが、児童の安全に関わることであるため、学校や行政、そしてPTAの方にもご協力いただきながら一緒に検討します。

Q.通学路はどのように検討するのですか?

A.通学路(経路、街灯等の設置など)についてはご要望や現地を確認したうえで、検討します。

Q.学区について検討はするのですか?

A. 基本方針にあるとおり、原則、「統合後の学区は、現在の双峰小学校と唐竹小学校の学区」とします。ただし、児童の安全な通学の観点から通学路の検討を行います。

Q.通学路などは開設準備委員会で決定したら説明はありますか?

A. 通学路などは児童の安全に関わる部分になるので、開設準備委員会で検討結果が出されたら、学校や教育委員会でも検証を行った上で、関係する皆様にお伝えします。

Q.公共交通機関の利用も含めて検討するのですか?

A. 基本方針に「公共交通機関等を利用した通学についても検討する」と記載されているとおり、公共交通機関等の利用について現状を調査したうえで、開設準備委員会で検討することになります。

今後のスケジュールに関するご質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.今後のスケジュールはどうなっていますか?

A.平成30年度に新設校の校名を決めた後、「両校の統合」や「新設校の開設」について市議会で審議します。その結果、市議会で承認されたら、平成31年度に校舎の改修工事の設計をします。そして、平成32年度に校舎の改修工事を実施します。なお、学校の統合に向けた両校児童の交流については平成31年度以降行っていきます。

Q.両校の交流について何をどのように行うのですか?

A.両校の交流は、現在行っている学校行事での交流が考えられますが、具体的な内容は、今後、開設準備委員会で検討します。

外国籍の児童の教育に関するご質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.外国籍の児童への日本語教育は引き続き行っていいただけますか?

A.外国籍の児童への日本語教育については、基本方針に示されているとおり、小学校統合後も継続していく予定です。

その他の統合・新設校開設の準備に関するご質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.新設校開設に向けた準備で児童が楽しめるようなことがありますか?

A.新設校の開設準備の検討は開設準備委員会で行いますが、校名や校章などを決める際に児童にも参加してもらいたいと思っています。 

Q.両校を統合すると児童クラブなどはどうなるのですか?

A. 両校を統合することで児童クラブなどを利用する児童数は2校合わせた人数になります。統合後の児童が今までのように利用できるように、いろいろな方法を開設準備委員会で検討していきます。

Q.現在使用している体操服などは小学校を統合したら買い替えることになるのですか?

A.具体的なことは開設準備委員会で検討しますが、なるべく保護者に負担にならないようにする必要があるため、今まで使用していた体操服は継続して使用して、買い替えのタイミングで新しいものにしていただくことなどの対応が考えられます。

Q.様々なことを検討する際に「児童の意見」や「児童の目線」に立って考えてもらえますか?

A.「児童の意見」や「児童の目線」に立って考えられるように、必要に応じて教育委員会学校教育課の担当者が学校の行事などに参加して、児童とコミュニケーションをとっていきたいと思っています。また、普段から児童に接している教員の意見を十分に踏まえ、事務局提案などを行っていきたいと考えています。

Q.開設準備委員会や説明会で話し合った内容を知らせてもらえますか?

A.開設準備委員会で話し合った内容、決定事項、途中経過は、委員会の通信紙である「委員会だより」に掲載し、それを「市ホームページ」「町内会の回覧」などでお知らせします。また、説明会の内容はこの様にホームページなどに掲載します。

  双峰小学校と唐竹小学校の統合検討に関するご質問(回答は平成30年7月2日時点の状況)

Q.小学校の統合検討に関する経過について教えてもらえますか?

A.市役所学校教育課のホームページの「小学校統合」にある「今までの経過」をご覧ください。