コンポスト容器とは?


 コンポスト容器とは、家庭から出た生ごみを土と混ぜて入れることによって、土の中の微生物等の働きにより、堆肥に変えるお手伝いをするための容器のことです。

コンポスト容器の主な使用方法

 

1、 日当たり、水はけのよい土の上に設置します。20~30cm程度土を堀り、5~10cm程度地中に埋めて固定します。ハエなどの侵入や風で転倒しないようしっかりと固定しましょう。(製品によっては容器全体を土に埋めるものもあります。)

2、 生ごみの水分をよく切り、容器に入れます。その上から落ち葉や雑草を混ぜつつ土をかぶせます。これを容器が一杯になるまで繰り返します。

3、 容器に一杯になったら土で覆って熟成させます。発酵には夏場で約1ヶ月、冬場で約2~3ヵ月程度かかります。

4、 コンポスト容器を外し、未分解の部分を取り除けば堆肥の完成です。



コツやポイント


1、容器は日当たり・水はけ・風通しのよいところに設置します。天気のよい日はフタを開けて通気をよくしましょう。  (虫が入らないようネット等をかぶせて対策してください)

2、水分調整をしっかり行わないと悪臭が発生します。目安は手で握って形が崩れない程度がよいとされています。

3、生ごみは細かく刻んで入れると虫がわきにくくなります。うじ等が発生した場合は熱湯や石灰で殺虫してください。

4、必要に応じて市販の発酵促進剤の使用も効果的です。

5、発酵が進むと土の中の温度が50~60度まで上昇することもあります。温度もひとつの目安としてください。