学校給食センターの統合再整備の概要
現在、市内には2つの学校給食センターがあります。中央調理場は、1970 年度(昭和 45 年度)に、栄調理場は 1978年度(昭和 53 年度)に開設されており、ともに建築後 50年前後経過しています。
そのため、建物や調理器具をはじめとする設備は必要に応じて修繕・更新し、衛生的に調理を行っているものの、建物の老朽化は著しく進んでおり、老朽化した学校給食センターの施設更新の必要性が高まっています。
また、現在の両調理場竣工後に制定された「学校給食衛生管理基準」、「大量調理施設衛生管理マニュアル」及び「HACCP」等の基準に適合させることが求められています。
加えて、食物アレルギーを持つ児童生徒が安心して給食を食べられるようにするため、日常的に除去食または代替食を調理することが求められています。
これらの課題を解決し、安心安全な学校給食を効率的に提供できるよう、現在市では、民間活力を活用しながら、老朽化している2施設を統合した新たな給食センターの整備に向けて準備を進めています。