クビアカツヤカミキリについて
外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」による被害が全国で相次いでいます。
クビアカツヤカミキリは、中国・朝鮮半島・モンゴル・ベトナムなどを原産とする外来種のカミキリムシです。主にサクラ・モモ・ウメなどのバラ科の樹木に卵を産み、卵からかえった幼虫は樹木の内部を2~3年かけて食い荒らして成虫になります。食い荒らされて空洞が多くなった樹木は衰弱し、枯死や倒木をしてしまうおそれがあるため危険です。繁殖力も強く、一度の産卵で数百~一千個近い卵を産みます。
豊明市ではまだクビアカツヤカミキリは確認されていませんが、全国で生息域を拡大しており、その危険性から平成30年(2018年)には環境や生態系に悪影響を及ぼす「特定外来生物」に指定され、飼養や運搬、野外への放出等が法的に禁止されています。
クビアカツヤカミキリの特徴
- 体長:約2.5~4センチメートル
- 体色:光沢のある黒色、首(胸部)のみ赤色
- 幼虫が食い荒らした樹木からは「フラス」(木くずと糞の混合物)が出ているため目印になります。
クビアカツヤカミキリを見つけたら
市役所の環境課、愛知県の自然環境課(052-954-6230)までご連絡ください。
クビアカツヤカミキリは特定外来生物であり、生きたままでの移動や保管をすることはできません。駆除をする場合は確実に捕殺してください。
また、下記の「クビアカツヤカミキリアンケート」への情報提供をお願いします。
愛知県のウェブサイト