風水害発生時

情報を集める

  台風の進路、雨の状況及び今後の予報を、テレビやラジオからこまめに手に入れましょう。

 東海豪雨の集中豪雨では、短時間に狭い地域で突然滝のような雨が降りました。

 

風水害の状況

 集中豪雨時は、河川が急激に増水し てしまい、道路が川のようになることもあり大変危険です。
 また雨が降り続くことにより、地盤が緩み土砂災害等の危険も出てきます。

 

状況によって災害に備える

  風水害が発生してしまう前に、以下の事項を確認しましょう。
  1. テレビのアンテナの補強。
  2. 雨戸や窓の補強、ガラスのガード。
  3. ベランダや家のまわりの物干し竿、花の鉢等、飛ばされそうなものを下ろす。
  4. 懐中電灯、ラジオの準備、確認。
  5. 飲料水や食料備蓄品の確認。
  6. 避難時の非常持出し袋の確認。
  7. 床上浸水に備えて、家財道具の移動。
  8. 崖、急傾斜地、造成地等では、外の様子に注意する。

 

気象情報に関する知識

台風の大きさと強さ

大きさ
大型の台風 風速15m以上の半径が500km~800km未満の台風
超大型の台風 風速15m以上の半径が800km以上の台風
強さ
強い台風 最大風速33m~44m未満
非常に強い台風 最大風速44m~54m未満
猛烈な台風 最大風速54m以上
雨量のあらわし方
10~20ミリ   やや強い雨 ザーザーと降る
20~30ミリ   強い雨 土砂降り
30~50ミリ   激しい雨 バケツをひっくり返したように降る
50~80ミリ
  非常に激しい雨

滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)

 80ミリ以上    猛烈な雨  息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる

少しでも被害を小さくするために

  1. 崖崩れ、地すべりに注意する。
  2. 浸水に注意する
    河川の増水や出水状況の確認、土のうの事前準備。
  3. 地下室等の安全確保
    河川の氾濫や浸水等により建物の地下室に取り残されないようにする。
    屋内から は、外の様子がにくいので注意する。
  4. キャンプ等レジャーの原則
    風水害が予測される場合、河川の中洲、河原でのキャンプは絶対にしない。
    ダムの放水サイレンや係員の指示を無視しない。
    車を崖の下、傾斜地等に駐車しない。