ジェネリック医薬品を上手に利用しましょう

医療費の保険負担分(7割または8割)は国保加入者みなさんからの国保税と国・県からの負担金などで賄われています。
限りある財源で、今後も安心して医療を受けていくためには、医療費の増加を抑えながら、効率的かつ効果的に医療を受ける工夫が必要です。みなさん一人一人の工夫が、医療費の大きな削減につながります。
その工夫の1つとして、ジェネリック医薬品を上手に利用しましょう

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

 ジェネリック医薬品は、最初に作られた新薬(先発医薬品)の特許期間終了後に、同等の成分を使って製造されるものです。
 新薬の開発には、長い時間と多大な費用が投資されますので、それに見合った価格になりますが、ジェネリック医薬品は開発費用が新薬ほどかかっていないため、安く提供されるようになります。

ジェネリック医薬品の特徴

 

  • 新薬より低価格です。
  • 国が効果や安全性を審査・承認しています。
  • 新薬と同等です。
     効能、効果 有効成分の種類、量 安全性 用法、用量 など
  • 工夫がされています。
     味、形、大きさ、添加剤 使用感 など
     例えば・・・錠剤を小さくして、飲み込みやすい!
           コーティングされていて、苦くない!
           フィルムに切れ目が入って、剥がしやすい!

ジェネリック医薬品を利用するには

ジェネリック医薬品に切り替えるには、医師の診察や同意が必要です。

まずは、かかりつけの医師や薬剤師に相談してみましょう。

 

切り替えるときに注意すること

  • 薬局の在庫状況等により、薬を変更できない場合があります。
  • ジェネリック医薬品のない新薬もあります。
  • 処方せんの「変更不可」欄に「✔」または「×」がついていないか確認しましょう。

     (医師がそれぞれの薬について、ジェネリック医薬品に変更してもよいかを判断しています)

厚生労働省 ジェネリック薬品Q&A(厚生労働省該当ページへリンク)

ジェネリック医薬品希望と言いづらいときは

「ジェネリック医薬品希望カード」を活用して、希望を伝えることもできます。
マイナンバーカード、資格確認書、病院の診察券などのケースとして使える、カードケース型もあります。
ご希望の方へ、希望カード・カードケースを配布しています。

配布場所:保健医療課 窓口

急に切り替えるのが不安なときは

少しずつ試しながら切り替えられる「分割調剤」という方法もあります。短期間分のジェネリック医薬品を調剤してもらえて、場合によっては、元の薬に戻すこともできます。

節約効果が大きい人には差額通知を送付しています

切り替えたときの医療費節約効果が大きい人には、自己負担がどれくらい削減できるかをお知らせする差額通知を送っています。

〇こんな場合は節約効果が大きくなる傾向に!
長期間使用する薬がある
数種類の薬を使用している

令和6年10月からの医薬品自己負担の新しい仕組み

ジェネリック医薬品を使用できるにもかかわらず、あえて先発医薬品を希望すると、ジェネリック医薬品と先発医薬品の価格差の4分の1相当額を「特別の料金」として負担する場合があります。
※「医療上の必要性がある場合」、「医療機関や薬局にジェネリック医薬品の在庫がない場合」などは、この特別の料金はかかりません。なお、過去にジェネリック医薬品において副作用が出たことがある場合等は、医師・薬剤師等にご相談ください。
特別の料金の計算例
先発医薬品の価格が1錠100円、ジェネリック医薬品の価格が1錠60円の場合、差額40円の4分の1である10円を、通常の自己負担とは別に負担します。

 

 

切り替えるときに注意する点は

  • すべての薬をジェネリック医薬品にはできません。
    すべての治療薬にジェネリック医薬品があるわけではなく、新薬しかない場合もあります。
  • 体調の変化に注意しましょう。
    ジェネリック医薬品は新薬と成分は同じでも製造法や添加剤が異なる場合があり、ほかの薬などとの飲み合わせが変わってくることもあります。