Q.4 学校給食にも栄養基準量が決められていますか。
A.
学校給食では、1日に必要な栄養量の約1/3程度をとるようにしていますが、家庭の食事で不足しがちな、カルシウム・ビタミン類については、1日の必要量の約1/3以上を摂取できる基準にしています。この基準量をもとに、いろいろな食品を組み合わせて献立を考えます。
区分 |
栄養量
|
低学年 |
中学年
|
高学年 |
中学校 |
児童(6~7歳)の場合 |
児童(8~9歳)の場合 |
児童(10~11歳)の場合 |
児童(12~14歳)の場合 |
エネルギー(kcal) |
530 |
650 |
780 |
830 |
たんぱく質(g)
|
学校給食による摂取エネルギー全体の13%~20% |
脂質(%) |
学校給食による摂取エネルギー全体の20~30% |
ナトリウム
(食塩相当量(g))
|
2未満 |
2.5未満 |
2.5未満 |
3未満 |
カルシウム(mg) |
290
|
350
|
360
|
450
|
鉄(mg) |
2.5 |
3 |
4 |
4 |
ビタミンA(μgRE) |
170
|
200
|
240 |
300
|
ビタミンB1(mg) |
0.3 |
0.4 |
0.5 |
0.5 |
ビタミンB2(mg) |
0.4 |
0.4 |
0.5 |
0.6 |
ビタミンC(mg) |
20 |
20 |
25 |
30 |
食物繊維(g) |
4.0以上 |
5.0以上 |
5.0以上 |
6.5以上 |
(文部科学省「学校給食実施基準」平成30年8月改訂)
- 摂取量の配慮をするもの
マグネシウム・・・・
児童(6歳~7歳)40mg、児童(8歳~9歳)50mg
児童(10歳~11歳)70mg、生徒(12歳~14歳)120mg
亜鉛・・・・
児童(6歳~7歳)2mg、児童(8歳~9歳)2mg
児童(10歳~11歳)2mg、生徒(12歳~14歳)3mg
- 基準は、全国的な平均値を示したものであるから、適用に当たっては、個々の健康および生活活動等の実態並びに地域の実情等に十分配慮し、弾力的に運用すること。