令和7年度の献立作成目標は「かむかむチャレンジ!~よくかんで食べるといいこといっぱい~」です。食事をする時に、「かむ」という過程は必須です。そして、よくかむことは、消化吸収によい、むし歯を予防する、味がよくわかる、脳が活性化する、食べ過ぎを防ぐ、あごが発達するなど、体の健康にとって数多くのよい効果があります。そのため、将来の健康のために小中学生の時期からよくかむ習慣を身に付けることは非常に重要です。
しかし、実際の食事ではなかなかかむことを意識して食べることは少なく、日頃口にする食品にはやわらかく食べやすいものが多く、昔と比べるとよくかむことを必要としなくなり、そしゃく回数が減ったり、短時間で食べたりする傾向にあります。
そこで今年度は、よくかんで食べる食品を多く取り入れたり、調理方法を工夫したりして、よくかんで食べる機会を増やすとともに、よくかんで食べることの効果やその方法を知る指導に力を入れていきます。給食でよくかんで食べようとする意識や意欲を高め、自分の生活においても実践していこうとする子を育みたいと思っています。