第3章  取組内容

1 職員共通の取組

 職員一人ひとりの環境配慮意識の向上が重要であり、次に示す取組を励行します。

 

日常業務に関する取組

項目

取組内容

空調

空調設定温度の適正化(夏季28℃、冬季20℃)

会議室等の空調の適正管理

換気運転時間の短縮等の換気運転の適正化

空調効率を高めるためにブラインド等を活用

夏季はクールビズ、冬季はウォームビズの励行

照明

昼休み及び17時15分から17時30分までの一斉消灯

17時30分以後必要箇所のみ点灯

照明を利用していない場所におけるこまめな消灯

照明を利用していない時間帯におけるこまめな消灯

昇降機

職員のエレベーター・エスカレーターの必要時以外の使用自粛

利用の少ない時間帯における一部停止

事務機器

使用しない時間帯における電源のオフ

公用車

エコドライブの推進

アイドリングストップの励行

ノーカー出張の日の徹底

その他

ノー残業デーの徹底

緑のカーテンの実施

参考:環境省HP 温室効果ガス「排出抑制等指針」-業務部門における排出の抑制等

 

省資源の推進

項目

取組内容

用紙類

両面コピー、裏面利用の徹底

資料の共有化や簡略化

庁内情報システムの有効利用

廃棄物

リサイクル

ごみの分別促進、資源化促進

割り箸・紙コップ使用自粛(マイカップ等利用促進)

封筒、ファイルなどの再利用促進

物品購入

グリーン購入の推進

詰め替えやリサイクル可能な文具等の使用

参考:環境省HP 温室効果ガス「排出抑制等指針」-業務部門における排出の抑制等

 

 

2 庁舎・施設管理等での取組

  庁舎や施設の設備機器の買替の際に、温室効果ガス排出量の少ない設備機器に買い替えることが最も大きな効果を発揮しますが、それだけでなく、当該設備機器の運用改善、運転制御や、補修・回収工事の際の工夫でも、大きな効果を得ることができます。庁舎・施設管理職員等は次の取組を推進します。

 

庁舎等の保守・管理に関する取組

項目

取組内容

空調

温湿度センサー・コイル・フィルター等の清掃

照明

照明器具の定期的な保守及び点検

参考:環境省HP 温室効果ガス「排出抑制等指針」-業務部門における排出の抑制等

 

庁舎等の設備・機器の運用改善に関する取組

項目

取組内容

熱源

冷温水出口温度の適正化

熱源台数制御装置の運転発停順位の適正化

冷温水ポンプの冷温水流量の適正化

蓄熱システムの運転スケジュールの適正化

熱源機の運転圧力の適正化

熱源機の停止時間の電源遮断

熱源機のブロー量の適正化

燃焼設備の空気比の適正化

空調

ウォーミングアップ時の外気取入停止

空調機設備・熱源機の起動時刻の適正化

冷暖房の混合使用によるエネルギー損失の防止

除湿・再熱制御システムの再加熱運転の停止

給排水・給湯

給排水ポンプの流量・圧力の適正化

給湯温度・循環水量の適正化

受変電

コンデンサーのこまめな投入及び遮断(力率改善)

変圧が不要な時期・時間帯における変圧器の停止

その他

庁舎の新築や増改築、設備機器の補修改修時には、再生可能エネルギーの導入についても検討する。

参考:環境省HP 温室効果ガス「排出抑制等指針」-業務部門における排出の抑制等
 

庁舎等の設備・機器の導入、更新に関する取組

項目

取組内容

熱源

エネルギー消費効率の高い熱源機への更新

経年劣化等により効率が低下したポンプの更新

ヒートポンプシステムの導入

ポンプ台数制御システムの導入

ポンプの可変流量制御システムの導入

熱源機の台数制御システムの導入

大温度差送風・送水システムの導入

配管・バルブ類又は継手類・フランジ等の断熱強化

空調

空調対象範囲の細分化

可変風量制御方式の導入

ファンへの省エネベルトの導入

エネルギー消費効率の高い空調機設備への更新

全熱交換器の導入

スケジュール運転・断続運転制御システムの導入

受変電

エネルギー損失の少ない変圧器への更新

デマンド制御の導入(ピーク電力の削減)

照明

高周波点灯形(Hf)蛍光灯への更新

照明対象範囲の細分化

初期照度補正又は調光制御のできる照明装置への更新

人感センサーの導入

高効率ランプへの更新

LED照明への更新

昇降機

インバータ制御システムの導入

人感センサーの導入

建物

高断熱ガラス・二重サッシの導入

参考:環境省HP 温室効果ガス「排出抑制等指針」-業務部門における排出の抑制等

 

 

再生可能エネルギーに関する取組

再生可能エネルギーの導入に努める。庁舎の新築や増改築、設備機器の補修改修時には、再生可能エネルギーの導入についても検討します。

項目

取組内容

再生可能エネルギーの導入

太陽光・太陽熱の導入

風力の導入

小水力の導入

地熱・地中熱等の導入

バイオマスの導入

参考:環境省HP 温室効果ガス「排出抑制等指針」-業務部門における排出の抑制等

 

3 事務局の取組

全庁的に温室効果ガス削減の取組を形骸化させることなく、断続的に実施していくには、断続的な意識啓発と基礎的な情報提供が欠かせません。事務局は、温室効果ガス削減だけでなく、省エネや節電、ごみ減量化等について、職員が理解しやすい表現を含め、職員向け説明会や研修会、関連するポスター等の掲示等の発信など、様々な手段で職員等への意識啓発活動を推進します。

 また、事務局は、各課等の取組結果等をとりまとめ、とよあけエコアクションプラン推進本部に報告します。本部会議では、地球温暖化対策の取組状況等について、報告に基づき検討し、更なる取組を推進していきます。