昨日、「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」案を市議会に提出しました。今後、同条例案の可否は市議会に委ねられます。

 今回の条例案は、すでに非常に多くのメディアに取り上げられていますが、いまだ誤解が生じています。第一に、「1日あたり2時間以内を目安」とするよう「市、保護者、学校等及び専門職等が連携して促す」とする対象は、仕事、家事、学校、学業等で使用する時間を除いた「余暇時間」についてであって、通勤や通学時間も余暇時間には含んでいないこと、第二に、「2時間」については、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を参考に、あくまで「目安」としており、睡眠時間を中心とした健康面や家族間のコミュニケーション等に支障をきたしていないのであれば、2時間を超えても問題はないと認識していること、第三に、あくまで「促す」までであり、市民の皆様の自己決定権に踏み込むものではなく、また、市民の皆様の権利を制限したり義務を課したりするものではないことです。

 条例案はスマートフォン等が便利で生活に欠かせないことを前提としており、狙いはあくまでスマートフォン等の「過剰」使用による悪影響に関する対策です。

 また、条例案に関わらず、特に家族が同居している方にはぜひ、家族間で使用時間や使用時間帯についてルール作りをしていただきたいと願っています。

 

 例えば、私の家族(妻と小学生の子ども2人)は、今週から、家族で食事など一緒に過ごしている時はスマートフォンを使用しないようにし、仮に仕事の電話があった場合にはその場をいったん離れて使用することに加えて、就寝前のスマートフォン使用を控えることにしました。

 当市の職員に聞くと、ある職員は、スマートフォンを渡すときから「1日30分まで」の利用の制限を機器にかけるルールをお子さん自身が納得しており、お子さんが学業の調査等で必要な場合には、そのたびに親がその制限を解除しているそうです。

 子どもに制限をかけるだけで親がスマートフォンを一日いじっていると子どもは納得しないでしょう。ぜひ家族間でそれぞれが納得できるルールづくりについて話し合ってみてください。

 また、お一人暮らしの方は、スマートフォン等の影響で睡眠時間を削っていないかについて見つめ直してください。

 豊明市は何より、市民の皆様お一人おひとりに健やかに日々を過ごしていただきたいと願っています。

 

令和7年8月26日

豊明市長 小浮 正典