~女性の更年期~
〈いつからが更年期?〉
閉経前の5年間と閉経後の5年間を併せた10年間を「更年期」といいます。閉経前から徐々に女性ホルモンが減少し、自律神経が乱れることによってさまざまな不調が現れてきます。
〈どんな症状があるの?〉
顔がほてる
汗をかきやすい
腰や手足が冷えやすい
息切れ・動悸がする
寝つきが悪い、または眠りが浅い
怒りやすく、すぐイライラする
気分が落ち込む
疲れやすい
肩こり・腰痛・手足の痛みがある
〈症状が現れた時にはどうするの?〉
日常生活に支障をきたすようでしたら、医療機関への受診をお勧めします。迷うようでしたら、受診の基準としてSMIスコア(pdf 211KB)※を参考にしてみてください。スコアが50点以上になった場合には受診をお勧めします。
※SMIスコアとは女性の更年期症状の状況を示す指標です。SMIスコアは更年期における女性が医療機関を受診する目安などを一定の方法で評価したものであり、スコアの高さ自体が更年期障害を示すものではありません。
〈更年期症状と上手に付き合っていくためには…〉
適度な運動とバランスの良い食事を心がけましょう。
また、良質な睡眠をとり、ストレスをため込まないようにしましょう。
特にビタミンEはホルモンの分泌を整える働きがあります。さらに、血流促進の働きがあるため冷えや肩こり、頭痛といった不調の緩和を期待できます。また、亜鉛はホルモンバランスを整える働きがあります。
ビタミンE:ナッツ類
亜鉛:貝類・ウナギ・豆類