AED(自動体外式除細動器)設置

 豊明市教育委員会では、児童・生徒、施設利用者の心停止などの緊急時に備え、市内すべての小中学校に設置しています。1歳から8歳または25kg未満の小児には、小児パッドを使用します。
 → 豊明市内その他の設置箇所
 また、AED本体の整備に併せて、小・中学校の教職員に対し取り扱い講習を実施し、安全確実に使用できるよう取り組んでいます。

AED(自動体外式除細動器)とは・・・・

 心停止を起こした傷病者の心臓に電気ショック(除細動)を与えて蘇生させる機器です。心停止の原因には、種々の疾患が考えられますが、特に心疾患(心筋梗塞、不整脈など)による突然死では、心室細動という致死的な不整脈が大きく関与しており、これを正常な状態に戻すためには、AEDを使用して除細動を行う以外に方法がありません。また、除細動の実施が1分遅れるごとに、傷病者の生存退院率は7~10%ずつ低下すると言われていることから、救急現場における速やかな除細動の実施が望まれています。
 このAEDの使用はこれまで医師・看護師・救急救命士などにしか許可されていませんでしたが、2004年7月から、一般市民にもその使用が認められるようになりました。