市民の皆様へ

   今一度、普段の生活のなかで感染防止を徹底できているか確認しましょう。

 新型コロナウイルスの第7波が急な拡大となり、昨日7月20日の愛知県内の新型コロナウイルスへの新規感染確認者数は初めて1万人を突破し、1万3千人以上となりました。
 豊明市での新規感染確認者数も一日あたりとしては過去最高の96人を更新し、昨日は112人の感染が確認されました。
 感染拡大の主な要因は現在主流のオミクロン株が従来のBA.2系統よりも感染力が強いBA.5系統へと置き換わっていることです。これに加えて、蒸し暑さを防ぐために冷房をかける際に窓を閉めきっている空間が多いことや、夜間や休日などに出かける際にマスクのない状態で会話をすることが増えていることなどが専門家から指摘されています。プロスポーツの世界でも感染者が増えて試合が中止になることが続いています。
 一方でワクチン接種などの効果により重症化率は現状、低いままとなっています。しかし、新規感染者数がこのまま高止まりすると、病床は埋まっていき、医療体制がひっ迫します。


 感染は完全には防ぎきれません。
 一方で感染のリスクを低減させるために何をすべきかを、この2年余りで私たちは十分に学びました。感染は主に飛沫によります。「マスク」と「換気」がやはり重要となります。
(1)室内で同居する家族以外の方と会話する際にはマスクを着用しましょう。
(2)冷房をかける際も意識して換気をしましょう。
 電気代が気になる方や節電を意識される方はクーラーと扇風機を組み合わせて使いましょう。
 また、温度設定を低くしすぎない一方でクーラーの風量を強くすると電気代を比較的節約しながら部屋を快適にできます。
(3)わざわざ「三密」の場所に出かけるのは控えましょう。
(4)体調が悪いときには外出を控えて早めに受診しましょう。
(5)20代、30代の方で3回目のワクチン接種を終えてない方がまだかなりいらっしゃいます。
 ワクチン接種が可能な方は3回目のワクチン接種へのご協力をお願いいたします。

 豊明市は、市民の皆様の生活を守るため、また、子どもたちやご高齢の方が外出しやすい環境をつくるため、公共施設のご利用その他の公共サービスを維持したいと願っています。
 市民の皆様のご協力を何とぞ宜しくお願いいたします。

                             2022年7月21日 
                             豊明市長 小浮 正典 (こうき まさふみ)