【高等学校卒業程度認定試験とは】

 

 高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった人等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した人と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。(大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験にかわりました。)

 毎年度2回程度、試験日が設けられています。

 

【豊明市高卒認定試験合格支援事業とは】

 学力を得るために学習塾などが専門の講座を設けています。当事業は、高卒認定試験を受験するにあたり、事前に学習塾で勉強した場合の経費や試験にかかる費用を支援する制度です。

 当制度は、就労を支援することを目的とし、高卒認定試験に合格することが就労に必要な条件である人を対象としています。なお、ひとり親家庭の人につきましては、子育て支援課が窓口になります。

 

1.対象者

  以下の(1)~(4)のすべてに該当する人が対象になります。

 (1)豊明市ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業の対象者でない人。

 (2)支給対象者の就学経験、就業経験、技能及び資格の取得状況並びに労働市場の状況から判断して、高卒認定

   試験に合格することが適職につくために必要であると認められること。

 (3)本事業に関する申請書、請求書を市に提出する時点において、65歳未満の人。

 (4)本事業に関する申請書、請求書を市に提出する時点において、非課税世帯であること。

 

2.支援の内容

  ★受講修了時給付金

    対象講座の受講を修了した場合に支給します。

    (2)対象講座の受講にかかった費用の20%を基準とし、10万円を上限とします。             

  ★合格時給付金

    (1)受講修了時給付金の支給を受けた人が、受講修了日から起算して2年以内に高卒認定試験の全科目に

     合格した場合に支給します。

    (2)対象講座の受講にかかった費用の40%を基準とし、受講終了時給付金と合計して15万円を上限と

     します。

 

3.申請の流れ

 (1)受講する講座を受講開始日前に地域福祉課に申請してください。

  ◎申請に必要な書類

    ・受講対象講座指定申請書

    ・受講する人の戸籍全部事項証明書

    ・受講する人の世帯全員の住民票(戸籍上同一世帯員善人分)

    ・受講する人の世帯全員の非課税証明書

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 (2)市にて審査し、対象講座を決定します。「受講対象講座指定通知書」をお送りします。

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 (3)対象講座を受講してください。

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 (4)対象講座の受講が修了しましたら、修了日から30日以内に受講終了時給付金を申請してください。

   ◎申請に必要な書類

     ・受講した人の戸籍全部事項証明書

     ・受講した人の世帯全員の住民票

     ・受講した人の世帯全員の非課税証明書

     ・受講対象講座指定通知書

     ・受講した事業所が発行した受講修了証明書

      ↓

 (5)市から受講修了時給付金の決定通知をお送りします。

      ↓

 (6)決定通知が届きましたら、「受講修了時給付金請求書」を提出してください。後日、ご指定の口座へ

   受講修了時給付金を振り込みます。

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 (7)高卒認定試験を受験してください。

 

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 (8)試験に合格した場合、文部科学省が発行する合格証書に記載されている日から40日以内に合格時給付金

   の支給申請をしてください。

    ◎申請に必要な書類

     ・合格した人の戸籍全部事項証明書

     ・合格した人の世帯全員の住民票

     ・合格した人の世帯全員の非課税証明書

     ・受講講座指定通知書

     ・文部科学省が発行した合格証書の写し

 

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 (9)市から合格時給付金の決定通知をお送りします。

 

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 (10)決定通知が届きましたら、「合格時給付金請求書」を提出してください。後日、ご指定の口座へ合

    格時給付金を振り込みます。