1 生活保護とは

 生活保護とは、様々な事情で生活に困っておられる世帯の最低生活を保障するとともに、一日も早く自分たちの力で生活できるよう手助けする制度です。
生活保護は、国民の権利として、誰でも申請し受給できますが、生活保護法では、いくつかの要件が定められています。
 つまり、生活保護法では利用できる資産や自分の持っている能力、そのほか扶養義務者による援助を最低限度の生活の維持のために活用することとされています。
 しかし、こうしたことを考慮しても、最低生活が営めない場合に生活保護制度が適用されます。

2 生活保護の決定

 いっしょに生活している家族すべてをひとつの世帯として考えます。
「世帯における最低生活費(=国の定める基準額)」と「その世帯のすべての収入」をくらべ、その不足分を保護費として支給します。したがって、最低生活費より多くの収入がある場合は、生活保護の対象世帯とはなりません。
  • 最低生活費とは年齢、世帯構成、その他の必要性を考え、国が定めた額です。
  • 収入とはその世帯に現実に入ったすべてのお金(給与、年金、仕送り等)や品物  

をいいます。

3 生活保護の相談

 生活保護は他の行政サービスとは異なり適用条件が生活全般に渡ります。問題をきちんと整理して「何が問題なのか」を相談担当者に伝えてください。
 

お問い合わせ

 豊明市役所地域福祉課 生活保護係