公共施設包括管理業務委託とは

複数の公共施設の維持管理業務(設備保守点検、簡易な修繕業務など)を、建築物メンテナンスについて技術的なノウハウや専門知識を有する民間事業者に包括的に委託管理することによって、統一した考え方による適切な維持保全を実現するための手法です。

 

目的

これまでは本市では、各施設所管課が施設管理を行っているために、施設ごとの管理水準のばらつきや契約等の事務負担などが課題となっていました。
そこで、今後は施設管理を一元化することで、管理業務の効率化や施設修繕について優先順位付けを行うなど、施設の状態を横断的に把握していきます。また、契約者が施設の巡回点検、内製化修繕(契約者自ら簡易な修繕等を行うこと)や応急処置を実施することにより、施設の安全性、品質性の向上を図ります。さらには、施設情報、修繕データなどを集約することで、今後の施設マネジメントに活用します。

このように、この業務委託によって管理、業務水準の統一、保守管理の質の向上及び業務の効率化を図るとともに、施設の安全性を確保し、今後の持続可能な公共施設の管理運営につなげることを目的とし、令和6年度から学校・保育園を対象に導入します。

 

概要

対象施設

小中学校(11施設)、保育園(7施設)、病後児保育室えがお 計19施設

 

契約者

豊明市公共施設包括管理業務委託共同事業体

(代表)株式会社JM・前田建設工業株式会社中部支店

 

契約期間

2024年4月1日~2029年3月31日

 

主な業務

〇設備保守点検

〇修繕業務(130万円以下/件の日常的修繕)

〇施設巡回業務(月2回程度)