豊明市では、小中学生を対象にした「プレクラス事業」、年長児を対象にした「プレスクール事業」において、日本語初期指導を実施しています。認定NPO法人プラスエデュケートとの委託契約により、日本語初期指導を実施しています。また、日本語指導を必要とする子どもたちが、日本語初期指導を受けられるようにコーディネートしたり、学校生活に少しでも早く適応できたりするよう、市で雇用した日本語指導専門員が支援しています。
目的
≪プレクラス事業≫
豊明市立の小中学校に、入学、編入・転入した日本語初期指導が必要な児童生徒に、集中的に日本語初期指導を実施し、学校生活への早期適応と生活に必要な日本語の習得を図ることを目的とします。
≪プレスクール事業≫
小学校入学前の園児や未就園児のうち、日本語初期指導が必要な子に対して集中的に日本語指導を行い、小学校生活への移行を円滑に行い、早期適応できるように支援することを目的とします。
プレクラス事業内容
[日程・場所]
午前の部、午後の部ともに最大3クラスまで開設します。
午前の部 プラスエデュケート教室、二村台小学校(ひまわり教室)
※日本語の授業が終了後、学校に戻り給食を食べます。
※午後は自分の在籍するクラスで授業を受けます。
午後の部 プラスエデュケート教室、二村台小学校(ひまわり教室)
※午前中は、在籍するクラスで授業を受けます。
※給食終了後、プレクラスの会場に移動し、日本語の授業を受けます。
[対象者]
豊明市内の小学校・中学校に、入学もしくは編入・転入し、日本語での日常会話が十分に身に付いておらず、支援を必要としている児童・生徒。また、学習活動において、日本語の支援を必要としている児童・生徒。
[学習期間]
約3か月間集中して学習します。時間にして、240時間程度のカリキュラムとなっています。ただし、学年や日本語の習得状況によって、期間や時間数が変わることがあります。
[手続きについて]
編入・転入者につきましては、学校教育課での手続きの際に、豊明市の日本語教育について案内します。日本語教育を希望される場合は、学校での編入・転入手続きの際に、日本語指導専門員が同席し、プレクラス事業についての説明と入級手続きを行います。入学者につきましては、新しい学校生活に慣れた頃に、学校の先生や日本語指導専門員から保護者の方にプレクラス事業について案内します。その際、入級を希望される場合に入級手続きを行います。
プレスクール事業内容
[対象者]
日本語指導を必要としている年長児
[期間]
1月から3月の間に、1時間授業を15回程度のカリキュラムで実施します。
[場所]
市内の保育園に通われている方は、在籍する保育園で実施します。
市内の幼稚園に通われている方、または未就園の方は二村台小学校内のひまわり教室で実施します。
[手続きについて]
市内の保育園に通われている方には、各保育園から案内しています。
市内の幼稚園に通われている方、または未就園の方は、『就学時検診』の場で、日本語指導専門員が案内しています。