重層的支援体制整備事業とは

 重層的支援体制整備事業は、市町村において、既存の相談支援や地域づくり支援の取り組みを活かし、子育て・障がい・高齢・生活困窮といった分野別の支援体制では対応しきれないような“地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズ”に対応する包括的な支援体制を構築するため、「属性を問わない相談支援」、「参加支援」、「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施するものです。

厚労省重層

【厚生労働省資料より抜粋】

 

豊明市がめざす重層的支援体制の方向性

 本市では、令和4年度より重層的支援体制整備事業を開始しました。「誰ひとり取り残さないまち」を目指し、現状の課題からの事業展開をします。また、本人の「ふつうに暮らせるしあわせ」を支えるために、既存の地域資源を活かした横断的な展開を実施します。

 定期的に「とよあけつながる会議」、「スーパーバイズ相談会」、「ゆるやか見守り会議」を開催し、また「とよみんカンファレンス」の中で、個別事例から地域に向けた仕組みづくりを話し合い、関係機関で課題や方針を共有し政策反映に向けて検討する場として「重層プロジェクト会議」を設置しています。

豊明市版重層

「とよみんカンファレンス」について

 事例をもとに本市の現状を知り、地域づくりのためにどのようなサービスがあったら良いのか、豊明(とよあけ)のことをみんなで考えるべく、「とよみんカンファレンス(分野ごと多職種合同カンファレンス)」を開催しています。市役所内外より、テーマとなる分野の関係者だけではなく、他分野や福祉関係以外の方など、希望される方は誰でも幅広く参加していただいています。

令和4年11月8日 第1回とよみんカンファレンス(生活困窮版)を開催しました

 39名の方に参加いただき、実際の2事例を通じて、どのような支援が必要なのか、自分たちなら何ができるのかについて考えました。

 次回は令和5年1月10日(火曜日)に開催予定です。

とよみんカンファレンス