市民の皆様へ



   新型コロナウイルスへの感染防止に向けて、今一度、基本的な対策を徹底しましょう

 

4月13日、豊明市内在住の方で新型コロナウイルスへの感染が確認された方が11人にのぼりました。当市としては一日あたり過去最多の数となります。

 市民の皆様のご努力により当市内ではいまだ集団感染(クラスター)が発生しておりませんし、公共施設での感染例もありません。結果として、公共サービスを維持でき、公共施設を開放し続けることができています。地域での運動教室なども人数制限など一定の制約こそあれ継続できているのも皆様のご努力のおかげです。

 一方で、感染力が従来よりも強いとされる変異型ウイルスへの感染確認者が県内でも日々増加傾向にあります。

 新型コロナウイルスは従来型であれ、変異型であれ飛沫、あるいは飛沫をもとにした接触により感染が広がります。今一度、感染防止に向けた対策を徹底させましょう。

 1. 外出時や人と会話するときのマスクの着用

 2. 密閉、密集、密接のいわゆる「3密」を避ける

 3. 移動時や帰宅時などの手洗い        

を徹底しましょう。

 1~3の徹底に向けて

 (1) わざわざ不特定多数の人が集まるような混雑する場所へ出向くのは避けましょう。人混みを避けたうえで適度な運動を続けましょう。

 (2) 夜の会食だけでなく、朝のモーニング時、昼のランチ時も含めて、外食をするときは会話を控えて黙々と食べましょう。食事が終わったらマスクをしたうえで会話を楽しみましょう。

 (3) 常日頃、生活を共にしている関係でない家族間では、家族の間であってもマスクをつけて会話しましょう。サークル活動などでいつも一緒にいる関係でも同様にマスクをつけて会話しましょう。

 県内あるいは市内の感染例をみていると、気が緩んでしまったからか、上記(1)~(3)が徹底されず、感染が広がっているケースが増えています。

 今月下旬から当市においても高齢者あてに順次、新型コロナウイルスワクチン接種券を発送します。来月中旬からはワクチン接種が始まります。しかし、ワクチン接種が始まっても、感染防止を続ける必要性に変わりはありません。

 日本国民、さらにいえば全世界の人類が、新型コロナウイルスの危機を乗り越える意識を共有しなければ、今の制約された生活が長期化してしまいます。集団免疫を得るまで、みんなが努力する必要があります。

 最終的には、一人ひとりが感染防止に向けた意識を持ち続けるしかありません。

 市民の皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。



                                                                                           令和3年4月14日

                                                                                           豊明市長 小浮 正典 (こうき まさふみ)