市民の皆様へ

   お互いを思いやる気持ちを大切に、新型コロナウイルスを乗り越えよう

 

 明日から5月です。大型連休の後半に入っていきます。

 本日までに豊明市内在住の方で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは合計で3世帯6名いらっしゃいます。一方で、豊明市内におきましてクラスターと呼ばれる集団感染が発生している状況はありません。

 市民の皆様におかれましては、冷静に、かつ正しく新型コロナウイルスへの感染を防止されることを再度、心からお願い申し上げます。

 新型コロナウイルスは感染しても症状がほとんど出ないケースがあります。したがって、感染が確認されていない人であっても自分が実は感染者であるという可能性がすべての人にあります。大切な方を含めて、まわりの方に感染させないよう最大限の努力をしましょう。不要不急の外出をやめ、生活の維持に必要な外出以外はすべて控えるべきです。連休中も不要不急の外出を控えましょう。

 人と話すときはマスクをする、むせて咳をするような場合には必ず咳エチケット(ハンカチや袖(そで)を口にあてて飛沫が飛ばないようにする。手のひらで押さえると接触感染の原因になる)を守ることです。

 医療現場の最前線で働かれている皆様に感謝する気持ちを広げましょう。また、努力をしても誰もが感染者になるリスクを完全にゼロにはできないことを理解し、感染された方の回復をみんなで願いましょう。すべての市民がお互いの健康を願い、お互いの仕事に敬意を払い、お互いを支えあわないと新型コロナウイルスに私たちは追い詰められます。私たちが新型コロナウイルスを乗り越えられるか否かは、私たち、ひとりひとりの他の方を思いやる気持ち次第です。

 私たちは必ず新型コロナウイルスを乗り越えられると、私は確信しています。

                                                                                         令和2年4月30日

                              豊明市長 小浮 正典(こうき まさふみ)

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