21広報とよあけ | 2025.12 | ☎▶ひきこもり相談窓口「はばたき」では相談者に合わせたオーダーメイドの支援を行っています。家族相談父がはばたきに相談。利用できそうなサービスや家族の関わり方を一緒に検討。本人相談Kさんもはばたきに相談。Kさんから直接話を聞くことで、希望に合わせた支援の提案。居場所支援居 場 所 支 援「 フリー ス ペ ー ス・スワロー」に参加。会話が苦手なKさんは人と話すことに慣れることからスタート。就労相談3年間家族相談や本人相談、居場所支援を継続。その後Kさんの意思により就労相談を開始。就労訓練・バイトいきなりの就職は不安なため、社会福祉協議会で週3日、3時間簡単な仕事の体験をする「就労訓練」を実施。その後、週4日、6時間のバイトを8カ月間継続。就職興味のあった機械製造系の正社員として就活を開始。はばたきが同行し、気になる会社への見学や、履歴書の添削・面接の練習などを行った後、志望する会社の採用試験を受け、就職。まずはどうしたらいいの?ひきこもり相談窓口「はばたき」ひきこもり相談窓口「はばたき」(以下はばたき)へ相談に来たKさんの、ひきこもりから一般就労に至ったケースをご紹介します。と きところ対 象Kさんと職場の社長へインタビュー相談無料秘密厳守匿名OK初回相談は、来所か電話でお話を伺います(問い合わせはメール可。 habataki@toyoake-syakyo.jp)。どんな小さなことでもまずはお話をお聞かせください。はばたきに相談に来てから4年半経った今、Kさんは正社員として働いています。 0562-93-5051/080-6900-794130代のKさんは大学卒業当時、就活で挫折し、面接に強い不安を覚えて以来、外に出て人と話すことができず約10年間ひきこもり状態でした。はばたきはばたきはばたき※インタビューの全文はひきこもり相談窓口「はばたき」ホームページに掲載しています。先輩社員(奥)にKさん(手前)が教えてもらっている様子(部品に穴をあける作業)Kさん社長Kさん社長Kさん午前8時30分〜午後5時15分(土曜・日曜日、祝日を除く)市総合福祉会館(新田町吉池18-3)市内在住で、自宅にひきこもりがちな、社会とのつながりが希薄な人とそのご家族など(義務教育終了後からおおむね64歳まで)初回4か月後5か月後3年後3年半後4年半後Kさんが相談に来た当初は人と話すことに苦手意識があり、面接を不安に感じていたようですが、実際に面接をしてみてどうでしたか?はばたきで面接の練習をしたり、一緒に職場へ見学に行ったりすることで、面接への緊張は和らぎました。働きたいという熱意を感じました。働いているところを見てもひきこもりだったという感じはせず、よく頑張ってくれています。Kさんは会社で働いてから何か変わったことはありますか?入社してから砥石技能の資格を取りました。お2人からひきこもり状態の人へメッセージはありますか。ひきこもりの期間というのは、長い人生のほんの少しの時間。それを「貴重な体験」とし、未来に希望を持ってつなげてほしい。何かきっかけがあれば変わっていけると思います。そのために健康の管理など準備はしておくと良いです。私は、はばたきに来たことで少しずつ変わってこれました。全然人と喋れないところから、正社員として働けるところまでのサポートをしてもらえました。ひきこもり相談窓口「はばたき」ホームページひきこもりから踏み出すひきこもりから踏み出す未来の姿は人それぞれです未来の姿は人それぞれです
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