湿地の維持・保全校生に、環境学習の場としてこの湿地を積極的に利活用してもら生物多様性の維持の大切さを理然遺産が次世代に受け継がれて 鬼頭 邦英 資料編補七 自然 総集編問☎ せん。現在、市民ボランティア「豊明二村山自然観察会」の尽力により大狭間湿地の保全活動が行われていますが、次世代にこの湿地を残していくためには若い人たちの参加・協力が不可欠です。そのためにも、地元の小・中学生や高い、少しでも多くの若者が興味関心を持ち、自然保護、環境の保全、解してもらうことができれば、かけがえのないこの地域の貴重な自いくと思います。なお、豊明市では大狭間湿地と豊明のナガバノイシモチソウ(小□間湿地)について、しています。放置されれば乾燥化が進行し、やがては森林(照葉樹林)へと変化していきます。また、近年の地球温暖化の影響も受けているように思われます。 このような湿地を維持し保全していくためには、湿地植物の生育に悪影響を及ぼすヨシ、ヌマガヤ、ササなどの成長が速く繁殖力が強い植物の除去をはじめ、大量の水を吸収する周辺樹木の間伐、枯死した植物の除去、客土による富栄養化の進行阻止など、森林化の進行を遅らせる不断の環境整備に努めていかなければなりま広く一般の方々にもっと知っていただくため、毎年5日間の一般公開を実施しています。時間があれば、ぜひ、足をお運びください。また、カラット内の豊明市歴史民俗資料室では、「守ろう つなごう豊明の自然」をテーマに、豊明市教育委員会と豊明市歴史民俗資料調査研究会が共催で企画展を開催しています。一度、来室していただければ幸いです。文化財保護委員参考文献・豊明市史・豊明市史察されないことは、大変興味深いことです。 かつては大狭間湿地のような湿地は、このあたりの丘陵地には多く点在していたと思われますが、近年の宅地開発や土地改良事業などによる自然改変によって減少の一途をたどっています。なお、湿地は生きていて、静的に安定しているのではなく、動的に常に変化〈写真5〉ミミカキグサ28 広報とよあけ | 2025.9 |と きところと きところと きところ一 般 公 開企 画 展大狭間湿地豊明のナガバノイシモチソウ9月6日㈯・7日㈰午前9時〜11時30分「守ろう つなごう 豊明の自然」生涯学習課文化・スポーツ係0562-92-8317市ホームページ9月6日㈯・7日㈰、10月11日㈯午前9時〜11時30分(最終受付午前11時10分)沓掛町大狭間、皿池上地内(最終受付午前11時10分)沓掛町小□間地内11月2日㈰までの土曜・日曜日(8月31日㈰、9月28日㈰10月26日㈰は除く)午前10時〜午後4時共生交流プラザ「カラット」南館1階歴史民俗資料室
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