広報とよあけ 令和7年1月1日号
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薬局では一人ひとりの処方歴などが記録されています。服薬情報をまとめることで、薬歴をしっかりと把握してもらえるので、市販薬も含めた適切なアドバイスが受けられ、ポリファーマシーを防ぐことができます。24広報とよあけ| 2025.1 |セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること」です。適度な運動や定期的に健康診断を受けるなど、日ごろから健康を意識した生活をし、軽い不調などはOTC医薬品(市販薬)を使い様子を見ましょう。お薬手帳の活用のほかに、マイナ保険証を利用することで過去1か月〜5年の間に処方・調剤されたお薬情報を、自身のマイナポータルで確認できます。なお、自身で購入したOTC医薬品などはマイナポータルでは確認できないため、お薬手帳での管理が有効です。■異なる医療機関から同じ効能の薬が処方されていませんか?同じ効能の薬を飲みすぎると、副作用や体調不良の原因となるかもしれません。■薬が余ってしまい困ったことはありませんか?たくさんの薬が処方されると容量や用法が複雑になり、飲み忘れや飲み残しにつながることがあります。残薬は医療費の無駄遣いになります。■ポリファーマシーについて聞いたことはありますか?ポリファーマシーとは、たくさんの種類の薬を服用することにより、体に悪い影響を及ぼすことです。薬が6種類以上になると、副作用や薬害有害事象のリスクが高まると言われています。■ジェネリック医薬品を利用していますか?ほとんどの場合、新薬に比べて価格が安いので医療費の節約につながります。ただし、すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。■リフィル処方箋を知っていますか?リフィル処方箋とは、同じ処方箋で最大3回まで繰り返し使用できる処方箋のことで、医師の診察を受けなくても薬局で薬を受け取ることができます。ただし、リフィル処方箋が使用できない薬もあります。●かかりつけ薬局を決めましょう●セルフメディケーションを心掛けましょう●自分の過去のお薬情報を確認しましょう問☎ 社会の高齢化や医療技術の進歩など、さまざまな理由で医療費は増加傾向となっています。医療費が増えると、家計が圧迫されるだけでなく、安定した保険医療の提供ができなくなります。薬と上手に付き合い、医療費の節約にご協力ください。保険医療課国保係0562-92-8366チェック■してみましょう。薬と上手に付き合いましょう

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