広報とよあけ 令和3年12月1日号
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Information 新型コロナウイルス感染症の影響でイベントなどを中止、延期、または内容を変更させていただく場合があります。 開催状況は、市ホームページなどでご確認ください。 残りは県へ支払う汚水処理費用2.5億円、管路施設の維持管理や使用料徴収事務などの費用1.4億円などです。 収益的収入約11.9億円のうち、下水道使用料は6.1億円でした。残りは一般会計からの繰入金2.5億円、長期前受金戻入3.2億円などで収益的支出を賄っています。 資本的収入は、企業債の借入金2.8億円、国からの補助金2.4億円、一般会計からの繰入金2.4億円などで、収入の不足分は減価償却費などの企業内部に留保されている資金で補てんしました。令和2年度の決算状況 収益的支出と資本的支出の決算額の合計約22.8億円のうち、汚水管などの下水道施設にかかる費用が約82%を占めており、施設を作る時も作った後も多くの費用がかかっています。このサイクルが持続可能な下水道事業経営につながります・令和2年度の下水道事業は、約3,800万円の黒字。・ 有収水量1㎥あたりの使用料収入は約113円、 汚水処理費用は約132円。不足分は一般会計に頼っている。・ 総務省の基準に基づかない一般会計からの繰入金は約2億1千万円。・ 下水道事業の資産は、汚水管などの固定資産が大部分を占める。・負債のほとんどは企業債(借入金)で約46.3億円。・ 令和2年度中に約5.5億円返済、新たに約2.8億円 を借り入れ。収益的支出の減価償却費6.2億円、企業債利息1億円資本的支出の建設改良費5.9億円、企業債償還金5.5億円計18.6億円科 目金 額科 目金 額営業費用982,357営業収益572,365営業外費用103,961営業外収益557,281特別損失14,045特別利益8,864合計1,100,363合計1,138,510純利益38,147令和2年度損益計算書単位:千円科 目金 額科 目金 額固定資産15,167,544固定負債4,084,631流動資産139,815流動負債608,242合計15,307,359繰延収益6,776,557資本金3,798,339剰余金39,590合計15,307,359令和2年度貸借対照表単位:千円決算から見る下水道事業下水道事業に利益(もうけ)は必要か?資産のほとんどが「施設」!!使用料収入下水道事業の利益は、施設の更新や改築費用の財源として企業内部に留保される施設は必ず老朽化します今後は老朽化する施設の更新費用が必要施設の健全性確保収益的収支で利益を出して資本的支出の財源に充てる単位:円、%収益的収支(下水を処理するための収入と支出)項目予算額決算額執行率収入1,181,016,0001,194,399,463101.1支出1,160,562,0001,134,567,19597.8資本的収支(下水道施設を整備するための収入と支出)項目予算額決算額執行率収入862,522,000845,648,00098.0支出1,169,940,0001,147,765,26498.1令和2年度決算報告(消費税込み)25

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