広報とよあけ 令和3年8月1日号
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お知らせ 市の公共下水道事業は、令和2年4月1日より地方公営企業法の適用を受け、公営企業会計に移行しました。 下期の下水道事業の状況について、公営企業会計により作成された財務諸表などにより報告します。下水道事業の業務状況令和2年度下半期(10月1日~3月31日) 10月から令和3年3月の下半期で2,680,745㎥の汚水を処理しました。昨年の同時期と比べて54,450㎥増加しています。そのうち下水道使用料の対象となる有収水量は、2,493,772㎥でした。 令和2年度の1年間では、汚水処理量5,461,935㎥(前年度比161,386㎥増)、有収水量4,941,784㎥(前年度比152,749㎥増)となりました。業務の状況 沓掛地区の汚水を処理していた沓掛浄化センターを廃止し、公共下水道へ流入するための汚水管接続工事を実施しました。この工事の完成により、沓掛地区の汚水も刈谷市の境川浄化センターで処理されることになりました。 また、豊明中学校にマンホールトイレ用の汚水管埋設工事を実施しました。この工事により災害時における避難所のトイレ機能を迅速に確保することができるようになりました。工事の実施状況予算の執行状況(消費税込み) 下水道事業収益と費用は、各家庭から排出される汚水を適切に処理するための収入と費用です。収益の柱となる下水道使用料の収入は、614,875,023円でした。一般会計からの繰入金は、250,975,413円でした。費用は県の境川浄化センターでの汚水処理費用249,578,217円や汚水管の維持管理のための費用46,944,357円、使用料収納業務などの事業運営費用92,085,916円を支出しました。下水道事業収益1,194,399,463円うち下半期656,022,410円下水道事業費用1,134,567,195円うち下半期958,427,602円 資本的収入と支出は、下水道サービスを将来にわたって提供していくために必要な管路施設の整備工事や長寿命化工事に係る収入と支出です。建設改良費596,588,831円、企業債償還金551,176,433円を支出し、建設改良費の財源として国庫補助金242,500,000円、企業債277,300,000円を収入しました。収入が不足する額については、減価償却費などの企業内部に留保されている資金を補てんしました。資本的収入845,648,000円うち下半期623,065,400円資本的支出1,147,765,264円うち下半期846,516,258円問合せ 下水道課業務係 ☎0562-92-112618No.897 2021年8月1日号

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