広報とよあけ 令和3年5月1日号
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豊明市パートナーシップ宣誓制度の開始から1年「LGBTともに生きる宣言」って? 豊明市は、すべての人が多様な生き方を認め合い、LGBTや性的少数者(マイノリティ)などへの配慮と理解の浸透のための取り組みとして平成29年8月22日に「LGBTともに生きる宣言」を行いました。また、令和2年5月1日からは「パートナーシップ宣誓制度」を開始しました。「豊明市パートナーシップ宣誓制度」って? お互いをパートナーとする2人が、その生活を共にしていることを約束した関係「パートナーシップ」を結んでいることを市が認める制度です。法律上で結婚ができない人たちの、“2人で一緒にいたい”という意思を尊重し、さまざまな不安や困難を少しでも解消することを目的としています。法律上の効果が生じるものではありませんが、お互いが家族と同等の価値を共有し、生きていくことを宣誓された証となるものです。LGBTとは、レズビアン(女性同性愛者)・ゲイ(男性同性愛者)・バイセクシュアル(両性愛者)・トランスジェンダー(生まれたときの性別にとらわれずに生きたい人)の頭文字を組み合わせたもので、性的少数者の総称のひとつです。豊明市パートナーシップ宣誓制度が始まってから1年。LGBTという言葉は、多くの人たちに認知されるようになってきましたが、令和2年12月に行いましたeモニターによるアンケート調査では、約50%の人が、豊明市の「LGBTともに生きる宣言」「豊明市パートナーシップ宣誓制度」を知らないと回答しています。豊明市は、性差のない社会をめざして様々な取り組みをしています。LGBTの取り組みもそのひとつです。まずは知ることからはじめましょう。 年齢を重ねるにつれ、恋人や結婚の話題を振られたとき、ごまかすことに思ったより負担を感じていました。そんな折、豊明市がパートナーシップ宣誓制度を導入されるということでこの際、職場や友人にカミングアウトをしました。 「あっ、そうだったの。それで?」や「なんとなくそうなのかと思ってた。」と自分としては、否定的な意見を多少覚悟していたのですが、思ったより、反応が薄かったことに、安堵したというか、時代が寛容になってきていることを感じました。 世間は、性的マイノリティに対して否定的だと思い込んで生きてきました。そんな考えをしていた自分に、「もっとラクに生きていいんだよ。」と宣言し、背中を押してくれた豊明市に感謝しています。これからもこの街に住み続けたいです。問合先 市民協働課協働推進係 ☎0562-92-8306 4月1日、豊明市役所で新しく採用された職員への辞令交付式が行われました。先輩職員と一緒に市民のみなさまのために職務に励みます。 市では次の採用に向けて募集を始めました。豊明市の未来を一緒に創りませんか。市の人口(4月1日現在) 計68,839人(-28) 男34,987人(-13) 女33,852人(-15) 世帯30,502(+117)豊明市Nさんより

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