広報とよあけ 令和2年9月1日号
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 9月3日に設立26周年を迎える豊明市国際交流協会(TIRA)。その主要メンバーの1人で設立から活動を続けているのが近藤節子さんです。市内に外国人が増え、共生していくことが必要になってきた平成6年当時、準備委員会が発足し、もともと海外旅行や語学に興味があった近藤さんにも声がかかったことがTIRAに関わるきっかけでした。     「活動の中で思い出深いのは、ホームステイの受け入れです」と近藤さんは楽しそうに話します。これまでに16か国100人以上を受け入れ、自宅にはビジターとのたくさんの写真やお土産が飾られています。「お客様扱いはせず、我が家の日常の生活をそのまま体験してもらいたい。日本を、豊明を大好きになってもらって帰したい」そんな思いから、家族同然に接し、結婚式や葬式にも家族の一員として出席した学生もいたそうです。 近藤さんは、常に「困っている外国人市民がいないようにしたい」と考えています。これはTIRAが目指していることでもあります。以前119番に電話できず命を落とした外国人市民がいたことを聞き、「日本語だけでなく、ごみ出しや防災など日常生活もしっかり伝えていきたい」と日本語教室にも関わり、熱心なボランティアやスタッフの活動を支えています。 TIRAでは、「世界の絵本を楽しもう!」「国際交流フェスタ」といった行事も行っており、近藤さんはそれらの企画にも力を入れています。いつも面白いことがないか考え、新しいこともどんどん取り入れる。この行動力が周りの人をひきつけ、次の活動へとさらに繋がっていくようです。「人脈なんてありません」と話す近藤さんですが、一期一会、国籍に関係なく人との縁を大切にし、その繋がりが自然と広がり、活動にも生かされているのだと思います。昨年、その長年の活動から県の国際交流協会より表彰を受けましたが、「ただ長くやってきただけ。続けてこられたのは地域や家族の協力のおかげです」と感謝を忘れません。外国人市民の抱える問題を探り、共に仲良く暮らしたいという目標に向かって近藤さんの活動はこれからも続きます。HUMAN INTERVIEW「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」Prole前後町在住豊明市国際交流協会運営委員として活動好きな言葉は「一期一会」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」 近藤さんは、常に「困っている外国人市民がいないようにしたい」と考えています。これはTIRAが目指していることでもあります。以前119番に電話できず命を落とした外国人市民がいたことを聞き、「日本語だけでなく、ごみ出しや防災など日常生活もしっかり伝えていきたい」と日本語教室にも関わり、熱心なボランティ TIRAでは、「世界の絵本を楽しもう!」「国際交流フェスタ」といった行事も行っており、近藤さんはそれらの企画にも力を入れています。いつも面白いことがないか考え、新しいこともどんどん取り入れる。この行動力が周りの人をひきつけ、次の活動へとさらに繋がっていくようです。「人脈なんてありません」と話す近藤さんですが、一期一会、国籍に関係なく人との縁を大切にし、その繋がりが自然と広がり、活動にも生かされているの昨年、その長年の活動から県の国際交流協会より表彰を受けましたが、「ただ長くやってきただけ。続けてこられたのは地域や家族の協力のおかげです」と感謝を忘れません。外国人市民の抱える問題を探り、共に仲良く暮らしたいという目標に向かって近藤さんの活動はこれからも近藤節子さん近藤節子さん近藤節子さん近藤節子さん筆者撮影ヒメアカネは名前に小さいことを示すヒメがついているように、この辺りで見られるアカネの仲間では最も小さなかわいらしい種です。湿地などの水辺と共に、周囲に樹林がある環境が生息地です。意外と生息環境の選り好みが激しいようで、多産地帯は限られる、少し見づらい種です。その中で豊明市には良好な生息地があり、大狭間湿地や二村山周辺は安定した生息地となっています。県道二二〇号(阿野名古屋)線沿いにある二村山駐車場の脇にはヨシなどが生える水辺がありますが、この周囲の木々の下や、駐車場から二村山に登る散策路などで見ることができます。生息地周辺は二村山環境保全推進協議会の方々が湿地などの水辺や雑木林の保全活動を行っています。これがヒメアカネの保護につながる重要な活動で、放置すればすぐに藪やぶと化し、生息地が消滅してしまうでしょう。雑木林や湿地の保護というと植物の保護だけと思われがちですが、他の生き物にも繋がる活動です。豊明市史(自然)執筆員吉鶴靖則ヒメアカネ~小さなアカネ(アカトンボ)          の仲間~二村山緑地の歩道脇にいたヒメアカネのオスNo.886 2020年9月1日号42 9月3日に設立26周年を迎える豊明市国際交流協会(TIRA)。その主要メンバーの1人で設立から活動を続けているのが近藤節子さんです。市内に外国人が増え、共生していくことが必要になってきた平成6年当時、準備委員会が発足し、もともと海外旅行や語学に興味があった近藤さんにも声がかかったことがTIRAに関わるきっかけでした。     「活動の中で思い出深いのは、ホームステイの受け入れです」と近藤さんは楽しそうに話します。これまでに16か国100人以上を受け入れ、自宅にはビジターとのたくさんの写真やお土産が飾られています。「お客様扱いはせず、我が家の日常の生活をそのまま体験してもらいたい。日本を、豊明を大好きになってもらって帰したい」そんな思いから、家族同然に接し、結婚式や葬式にも家族の一員として出席した学生もいたそうです。 近藤さんは、常に「困っている外国人市民がいないようにしたい」と考えています。これはTIRAが目指していることでもあります。以前119番に電話できず命を落とした外国人市民がいたことを聞き、「日本語だけでなく、ごみ出しや防災など日常生活もしっかり伝えていきたい」と日本語教室にも関わり、熱心なボランティアやスタッフの活動を支えています。 TIRAでは、「世界の絵本を楽しもう!」「国際交流フェスタ」といった行事も行っており、近藤さんはそれらの企画にも力を入れています。いつも面白いことがないか考え、新しいこともどんどん取り入れる。この行動力が周りの人をひきつけ、次の活動へとさらに繋がっていくようです。「人脈なんてありません」と話す近藤さんですが、一期一会、国籍に関係なく人との縁を大切にし、その繋がりが自然と広がり、活動にも生かされているのだと思います。昨年、その長年の活動から県の国際交流協会より表彰を受けましたが、「ただ長くやってきただけ。続けてこられたのは地域や家族の協力のおかげです」と感謝を忘れません。外国人市民の抱える問題を探り、共に仲良く暮らしたいという目標に向かって近藤さんの活動はこれからも続きます。HUMAN INTERVIEW「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」「どんな出会いも大切に」Prole前後町在住豊明市国際交流協会運営委員として活動好きな言葉は「一期一会」近藤節子さん近藤節子さん近藤節子さん近藤節子さん

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