広報とよあけ 令和2年8月1日号
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“とよあけ花マルシェ”とは、花の街として豊明市をPRするために花イベントや花関連商品などにより、花に親しむ暮らしをお届けするものです。毎月花情報を連載しますので、お楽しみください。とよあけ花マルシェコラムとよあけ花マルシェコラムくるしまほたる久留島 蛍ちゃん大好きなほたくん、たくさん遊んでたくましく育ってね!三崎町あずまはると東 大翔ちゃん僕、1歳になりました☆みんな、これからもよろしく~!!!新栄町にしかわそうま西川 蒼真ちゃんかわいいそうちん、たくさん食べて元気に大きくなってね!西川町あおきななせいあ青木 那奈ちゃんこれからもすくすく元気に育ってね!!栄町たかやまみずき髙山 瑞季ちゃん1歳おめでとう!いっぱい遊んで大きくなってね。栄町かじた梶田 青雅ちゃん4番目末っ子くん。毎日幸せをありがとう!新田町8月生まれお子さんの写真を募集していますHELLO!BABY!市内在住で令和元年10月生まれのお子さんを募集。8月13日㈭までに、お子さんが写っている写真(L版プリント・裏面にお子さんの名前を記載)または画像データ(メール添付)と郵便番号・住所・保護者とお子さんの氏名(ふりがな)・生年月日・電話番号・20字前後のメッセージを記入の上、〒470-1195秘書広報課「ハローベビー」係へ郵送、メールまたは直接。掲載号 令和2年10月1日号問合先 秘書広報課 ☎0562-92-8360 E-mailkoho@city.toyoake.lg.jp※応募者多数の場合は抽選となります。暑さの中、アサガオなどの蔓つるせい性植物はその蔓をスクスク伸ばしてきましたが、さすがにお盆も近づいてくると、強すぎる日照りのため、地に植わっていても水が切れてしまいます。これに対して水枯れなどものともせず、グイグイ伸び上がっていくのがノウゼンカズラです。 ノウゼンカズラは中国原産の蔓性花木で、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の種しゅです。日本においてその歴史を見てみると『本草和名』(延喜18年918)第十三巻「木中草八種」に「紫しい葳(仁ごおんはいにひとし語音威)一いちめいにのうしょう名凌苕・・・一いちめいにのうしょう名凌霄・・・和わみょうにのうせう名乃宇世宇(※)」とあります。ここに登場する種名は中国では、紫ズーウェイ葳、凌リンシャオ苕、凌リンシアオ霄と発音し、すべて今のノウゼンカズラを表すことから、「乃のうせう宇世宇」がノウゼンカズラの日本国内での旧名で、10世紀初頭には中国から日本に渡っていたと考えられます。「ちょーっと待って!ズーウェイって前に百さるすべり日紅の中国名だって言ってませんでした?」おおお!よく覚えてましたね、もうあなたは花文化オタクになってますよ!おっしゃる通りズーウェイはサルスベリの事で「紫ズーウェイ薇」と書きます。「紫葳」とは漢字が違いますが、中国語では発音が100%同じなので、言葉で聞いただけでは、たとえ中国人であってもどちらを指すのかわかりませんね。今の中国では前出の凌霄を踏襲した「凌リンシアオフア霄花」と呼ぶのが普通です。これは今の日本国内で使われる漢字「凌ノウセンカズラ霄花」と同じですね。 ノウゼンカズラは暑さ寒さに強く、繁殖力が旺盛で、成長とともに地下茎を張り巡らし、植えたところから数メートル離れた地面から芽を出すこともあります。無造作に地植えすると、数年後庭がこの品種で染まってしまう恐れがあるので、地に植える場合は、あらかじめ地面から30cmほどの深さまで仕切りをすると安心です。※本草和名書中「語」の漢字は「誤」の字の“六”を“日”に置き換えた字。「凌」の漢字は「阝+麦」と記載執筆 愛知豊明花き流通協同組合 理事長 永田 晶彦ノウゼンカズラの花(筆者撮影)31

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