広報とよあけ 令和元年12月1日号
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❶種まきをする苗農家❷プラグ苗❸苗農家から受け取ったプラグ苗を植える野菜農家❹大きく成長し出荷を控えたカリフローレの畑❺収穫後のカリフローレ❶❶❷❷❹❹❸❸❺❺カリフローレを知り、そして食すカリフローレを知り、そして食す特集 カリフローレは、別名「スティックカリフラワー」と呼ばれるカリフラワーの新品種。そう呼ばれる理由は、カリフラワーのように太い茎に塊状に花蕾(つぼみ)ができ、さらに成長すると、花梗(軸)が細長く分岐し、そのひとつひとつに花蕾ができるためです。細長く分岐した花梗が特徴で、販売時にはまるでカスミソウのブーケのようなかわいい見た目で店頭に並びます。 カリフローレの種には、「カリフローレ60」、「カリフローレ70」、「カリフローレ80」のタイプがあり、これらの種をうまく組み合わせることでより長い期間出荷することが可能となります。豊明市内で栽培されるカリフローレは、10月〜3月と5月・6月に収穫され市内と5月・6月に収穫され市内販売店に並びます。また、寒さ販売店に並びます。また、寒さが増すこれからの時期は、甘みが増すこれからの時期は、甘みが増し、よりおいしくなります。が増し、よりおいしくなります。 カリフローレは、カリフラワーが主に花蕾を食べるのに対し、細長く伸びた花梗と花蕾を食べます。さっと茹でるとコリッとした食感を楽しむことができます。その味はというとほんのり、優しい甘さをしていて、柔らかいため生でも食べることができます。また、アクやクセがないためさまざまな料理に使用することができるのもカリフローレならではの特徴です。 市内では、7人の野菜農家がカリフローレを栽培しています。カリフローレを出荷するまでには「苗担当(苗農家:2人)」、「栽培・収穫担当(野菜農家:7人)」、「袋詰め担当(福祉事業所)」などと役割が分かれており、そこにあいち尾東農業協同組合(苗や青果生産の栽培指導)や市が手を取り合うことで豊明産カリフローレは作られています。カリフローレを知るカリフローレを作るカリフローレを食すからいかこう3

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