双峰小学校と唐竹小学校の統合について、今までの経過をお知らせします

今までの経過

平成27年1月27日 文部科学省の通知

文部科学省から「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」を策定したと通知がありました。その手引には「クラス替えができない規模の小学校は状況、可能性を勘案し、学校統合等により適正規模に近づけることの適否を速やかに検討する必要がある」と記載されていました。

 公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引

平成27年7月 総合教育会議

市長より今後の双峰小学校と唐竹小学校のあり方について「統合すべきか統合すべきではないか」「統合をするならいつ頃がよいか」などを検討したいと提案がありました。

平成27年8月~平成28年2月 教育委員会

市長の提案を受け、「小規模校にはメリット、デメリットの双方がありますが、子供たちの教育環境を充実させるために、統合が早期に必要である」との考えを教育委員会でまとめました。

平成28年2月 総合教育会議

教育委員会でまとめた統合の考えを市長に伝えました。市長は、保護者や学識経験者を加えた検討委員会を設置し、両校の統合について検討する考えを示しました。

平成28年5月~平成29年8月 統合検討委員会

統合検討委員会が設置され、双峰小学校と唐竹小学校の統合について、8回に渡り検討・議論した結果、統合検討委員会から市長あてに答申がされました。答申の内容は、「統合の是非を示すものではなく、両校のよりよい教育環境の実現のため、市としての基本方針を策定して欲しい」というものでした。

 豊明市立双峰小学校及び唐竹小学校の統合について(答申)

平成29年9月 総合教育会議

答申を受けて、市長が基本方針を示しました。基本方針には「双峰小学校と唐竹小学校を統合する」「校舎は双峰小学校を使用する」「統合した学校は新設校とする(校名、校章、校歌は新しくする)」「新設校の開校は平成334月以降とする」「全学年でクラスの児童数を35人以下とする」などの11項目が示されており、平成29年度末までに教育委員会としての考えを示して欲しいとの要望がありました。 

 豊明市立双峰小学校及び唐竹小学校のよりよい教育環境を実現するための基本方針

平成29年9月~平成30年2月 教育委員会

教育委員会において市長の示した11項目の基本方針について検討した結果、11項目について実現すべきとの方針を確認しました。なお、統合の時期について市長は平成334月以降としていましたが、教育委員会としては平成334月に新設校を開校するとしました。

平成30年3月 総合教育会議

教育委員会の考えとしても、「11項目の基本方針に基づき統合を進める」ことを市長に報告しました。

平成30年7月 第1回豊明市二村台地区新設校開設準備委員会

双峰小学校と唐竹小学校の統合のために必要なことなどを協議・検討し、統合を円滑に推進するために第1回豊明市二村台地区新設校開設準備委員会が開催されました。会議では「委員会の運営方法」「検討のスケジュール」「統合後の新しい小学校の名前の案の決定方法」などが話し合われました。

平成30年10月 第2回豊明市二村台地区新設校開設準備委員会

両校を統合して開校する新しい小学校の名前の案を「二村台小学校」に決めました。名前の案は両校の児童、教職員、学区内にお住まいの方から募集を行い、児童の協力を得て決定しました。また、二村台小学校の校舎として使用するために実施する、双峰小学校の校舎改修の基本的な内容の案についても決定しました。

平成30年12月 豊明市議会

双峰小学校と唐竹小学校を統合し、平成33年(令和3年)4月に「二村台小学校」を開校することが市議会で全員が賛成して承認されました。

平成31年2月 第3回豊明市二村台地区新設校開設準備委員会

市議会で承認されたことを受け、豊明市二村台地区新設校開設準備委員会に設置されている作業部会でより具体的に検討が開始されました。委員会ではその報告や校歌の準備時期、次年度から始まる交流事業の内容を決定しました。

平成31年1月~令和元年5月 校舎改修工事の基本設計

豊明市二村台地区新設校開設準備委員会で決定した校舎改修の基本的な内容の案を参考に学校、教育委員会、設計士で改修の骨格となる教室のレイアウトや工事工程について具体的に検討しました。

令和元年度

校舎改修工事の実施設計を行いました。校章・通学体制を決定し、両校児童の交流事業を実施しました。

令和2年度

夏休みを中心に校舎の改修工事(普通教室、職員室など)を行いました。また、昨年度に引き続き、両校児童の交流会を実施しました。

令和3年度

4月1日に二村台小学校が開校しました。夏休みを中心に校舎の改修工事(音楽室、図書室など)を行い、今年度中に校歌が完成します。