私たちの住む豊明市の地形は、丘陵地を造成した二村台、新栄町などの住宅地と境川の流域に広がった沓掛、大脇などの平坦な農地とに、大きく分けられます。
 市内には、若王子、井堰、正戸、皆瀬川等があり、これらの川が全て境川へ流れ込んでいます。この境川は、天井川であるため、各地区に排水ポンプ場があります。また、平地を流れるため潮位の影響を新境橋付近まで受けます。
  平成14年に豊明市総合治水対策基本計画を策定し、これに基づき一時雨水貯留施設として、農業用ため池(二ツ池、大狭間上池、三崎池、鶴根北池、住吉池、濁池)の整備を行い、約7万m3の洪水調節容量を増大させることができました。また、この基本計画を平成30年度に現状に合った計画に修正を行いました。今後は、この基本計画を基に総合的な治水対策を市内全域で取り組んで行く考えです。

   
洪水調整池として整備した二ツ池
豊明市の現状の画像その1
洪水調整池として整備した大狭間上池
豊明市の現状の画像その2