豊明市役所の二酸化炭素排出量<平成13年度~平成17年度>

平成13年度~平成17年度

 豊明市では、地球温暖化対策に積極的に取組むため、平成13年4月に「豊明市庁舎等環境保全率先実行計画(とよあけエコアクションプラン)」を策定しました。
 この計画では、市が行っている事務事業の全てを対象として、平成17年度の二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素それぞれの排出量を平成11年度比7%削減を目標と定めていましたが、施設の新設や増築、エアコンの普及等により、二酸化炭素排出量の11%増加を始めとしてそれぞれの温室効果ガスともに増加しました。

 

対象施設

市役所、福祉体育館、文化会館、消防署、図書館、給食センター、小中学校、保育園始め48施設

 

温室効果ガス年度別発生状況(平成13年度~平成17年度)

温室効果ガス種類 単位 11年度 
(基準年度)
13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 (最終年) 基準年度比 目標
二酸化炭素

kg-CO2

2,727,951 2,800,956 2,856,412 2,748,512 2,950,833 3,026,707 11.0%増 2,536,994
メタン

kg-CO2

136 153 162 149 147 142 4.4%増 126
一酸化二窒素

kg-CO2

3,287 3,633 3,805 3,595 3,479 3,460 5.3%増 3,057
備考         冷夏 猛暑 厳冬    
 

環境保全率先行動の主なもの

二酸化炭素発生量の多い電気使用量及び都市ガス使用量の削減に重点的に取組みました。
  • 蛍光灯の一部取り外し
  • 照明の間引き点灯
  • 昼休み等の消灯
  • 冷房28℃以上、暖房20℃以下
  • 使用電力量把握のための装置を設置して節電(エコプロ21の導入)
  • クールビズ、ウォームビズの励行
  • 太陽光発電の導入(市庁舎)
  • トイレ洗浄水の雨水利用(庁舎東館)
  • ごみ分別の徹底
  • 再生紙などグリーン調達の推進
  • 省エネ車の導入
  • アイドリングストップ
 
※主なエネルギー使用量
項目 11年度
(基準年度)
13年度 14年度 15年度 16年度 17年度
電気使用量(kwh) 4,819,239 4,900,045 5,005,480 4,895,960 5,279,190 5,299,814
都市ガス使用量(㎥) 350,272 365,740 371,119 356,014 389,333 423,560
プロパンガス使用量(㎥) 6,022 7,079 7,387 7,638 7,326 7,245
ガソリン使用量(ℓ) 41,740 44,189 44,809 42,916 41,954 40,965
軽油使用量(ℓ) 27,779 31,727 30,852 29,652 28,975 27,704
 

増加原因

  • 施設の新設
     大宮児童館、弓道場、子育て支援センター
  • 施設の増築
     ファミリーサポートセンター、庁舎東館、沓掛小学校、三崎小学校、栄保育園
  • 電気使用量の増加
     エアコン設置(乳児保育室、保健室、調理室、児童館)
     扇風機設置(小中学校)
     照明の増設(照度不足による)
     プール改修による機械の増加
  • 都市ガス使用量の増加
     ガスエアコンの設置(パソコン教室、防音対策)
     空調機の更新
     温水シャワーの使用(プール開放)
     天然ガス車の導入
 
これらの結果をふまえて、新たに「豊明市庁舎等環境保全率先実行計画」(とよあけエコアションプラン )を平成18年4月に策定しました。