豊明市役所の二酸化炭素排出量
- 計画期間 平成18年度から平成22年度
- 基準年度 平成11年度
- 対象施設 市役所はじめ全51施設(前計画に加えて増築、新築した施設(勤労会館、消防署南部出張所))
- 目標 温室効果ガスの排出量を基準年度比7%削減する。
- 省エネ診断結果による提案の実施について検討
- 冷温水ポンプへのインバータ制御導入の検討
- 電気ポットの使用改善
- 都市ガス空調料金の見直し
- 節水コマの使用
- 窓ガラスへの遮光フィルム貼付
- 省エネトランスの導入の検討
- 省エネ蛍光灯の導入
- 高効率吸収冷温水器の更新時導入
- 老朽施設の省エネを考慮した更新(給食センター)
- DFの導入
給食センターの廃食用油からディーゼル燃料を精製しごみ収集車の燃料とする
- 友好自治体である上松町へ植林を行い、二酸化炭素の吸収を図る。
- 毎週木曜日をノーカー出張の日と定め、庁内放送により職員に周知を図る。
- グリーン電力証書の購入を検討
〔グリーン電力証書:風力、水力、バイオマス(生物資源)などの自然エネルギーにより発電された電力のうち電気そのものの価値以外の「環境付加価値」に着目して「証書」という形で取引を可能としたもの〕
- 省エネ研修等の実施を検討
- 壁面緑化、屋上緑化等の検討
- 公園、街路樹等樹木の適正管理
3. 温室効果ガス年度別発生状況(平成18年度~平成22年度)
温室効果ガス種類 |
単位 |
11年度
(基準年度) |
18年度 |
19年度 |
20年度 |
21年度 |
22年度
(最終年度) |
目標 |
二酸化炭素 |
kg-CO2
|
2,727,951 |
2,950,271 |
2,941,933 |
2,849,152 |
2,781,645 |
2,932,533 |
2,536,994 |
基準年度比 |
%
|
- |
8.1%増 |
7.8%増 |
4.4%増 |
2.0%増 |
7.5%増 |
- |
メタン |
kg-CO2
|
136 |
149 |
144 |
134 |
132 |
136 |
126 |
基準年度比 |
%
|
- |
9.6%増 |
5.9%増 |
1.5%減 |
2.9%減 |
- |
- |
一酸化二窒素 |
kg-CO2
|
3,287 |
3,576 |
3,459 |
3,209 |
3,203 |
3,203 |
3,057 |
基準年度比 |
%
|
- |
8.8%増 |
5.2%増 |
2.4%減 |
2.6%減 |
1.2%増 |
- |
合計 |
kg-CO2
|
2,731,374
|
2,953,995 |
2,945,536 |
2,852,496 |
2,784,980 |
2,935,997 |
2,540,177
|
基準年度比 |
%
|
-
|
8.2%増 |
7.8%増
|
4.4%増
|
2.0%増 |
7.5%増
|
7.0%減 |
備考 |
-
|
-
|
- |
-
|
暖冬 |
暖冬 |
猛暑 |
|
※主なエネルギー使用量
項目 |
11年度
(基準年度) |
18年度 |
19年度 |
20年度 |
21年度 |
22年度
(最終年度) |
電気使用量(kwh) |
4,819,239 |
5,216,522 |
5,176,609 |
5,178,009 |
5,162,791 |
5,382,969 |
都市ガス使用量(㎥) |
350,272 |
402,356 |
414,567 |
375,736 |
344,019 |
377,825 |
プロパンガス使用量(㎥) |
6,022 |
7,105 |
6,196 |
6,053 |
6,507 |
6,219 |
ガソリン使用量(ℓ) |
41,740 |
42,011 |
42,048 |
41,655 |
40,454 |
39,092 |
軽油使用量(ℓ) |
27,779 |
27,185 |
21,940 |
16,666 |
15,242 |
19,236 |
灯油使用量(ℓ) |
26,475 |
13,000 |
11,474 |
13,653 |
12,000 |
15,000 |
水道使用量(㎥) |
189,844 |
189,319 |
180,895 |
183,494 |
179,442 |
180,573 |
平成22年度末、温室効果ガス排出量は基準年度比7.5%増となりました。
これは基準年度にはなかった施設の増加や増築などが主な原因であると分析 します。また、天候の影響も大きく、猛暑日の続いた平成22年の夏には大幅に電気・都市ガスの利用が増加しました。
- 平成18年度から21年度にかけて温室効果ガスは減少傾向にあり、これは各施設の取組によるところが大きいと分析している。
- 平成19年10月よりBDF(バイオ燃料)精製装置を導入したことにより軽油の使用量が大幅に減少した。
- 平成20年度には庁舎の壁面緑化にも取り組んでいる。
エコアクションプランは、平成22年度が最終年度となりました。7%削減の目標は達成できませんでしたが、今後も、平成23年度から5年間にわたり、新たに「
とよあけエコアクションプラン バージョン3」を策定して取り組んでいきます。