とよあけの自然 

ツマキチョウ ~春の訪れを告げるチョウ~

ツマキチョウ【とよあけの自然】の画像

カラシナで吸蜜中のツマキチョウ

 

 写真の白いチョウはツマキチョウといいます。市内各地の農耕地と雑木林が点在するようなところで、早春だけに見ることができる美しいチョウです。ただ、市民のみなさんにはあまり知られていないチョウのようです。その理由は市内で早春に白いチョウを見た場合、モンシロチョウの中にまぎれ込んでいる感じになっているからです。モンシロチョウは絵本や童謡などでおなじみのチョウですし、またキャベツやナノハナに幼虫がつくため、春から秋まで畑などの身近なところで見られるチョウとなっています。このため目の前をツマキチョウが飛んでいても、よく親しまれているモンシロチョウと思いこんでいるようで、存在が気づかれていないのです。区別点をはねの表で述べますと、ツマキチョウは前ばねの先がとがっており、そのとがった先の色はオスがだいだい色でメスは白色です。これに対し、モンシロチョウの前ばねは先が丸くなっていて、はねの先の色はオスメス共に黒くなっています。この春にはぜひ美しいツマキチョウを探してみてください。

 

市史執筆員 吉鶴 靖則

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