とよあけの自然 

ワラビ(シダ植物)~ワラビの一生を観察しよう~

ワラビ(シダ植物)【とよあけの自然】の画像その1
夏の姿のワラビ

 

ワラビ(シダ植物)【とよあけの自然】の画像その2
食用にするワラビの若葉

 


 日陰に育つものが多いシダの中で、ワラビは日の当たる場所を好んで育ちます。秋に黄葉して、冬には葉が枯れますが、そのまま地面には残骸が残っているから、春先のワラビ取りの目印になります。生育場所は低地から亜高山地帯まで生育し、スキー場の斜面は日の当たりがよく一面に見られます。
 根茎(こんけい)は約1センチの太さになり、若い根茎は褐色の毛が多数あり、地中を長く横に、
はいます。だから、若葉がまばらに出ることになります。
 ワラビの根茎をくだいて、デンプンを取り出したものを「蕨粉」(わらびこ)と呼び、わらび餅をつくる原料にします。皆さんも挑戦してください。
 ワラビ狩りで採った若葉を糸で束ね、渋みをわら灰または炭酸水素ナトリウム(重曹)で、すばやくゆでて取り除き、3倍酢で美味しく味わうことができます。
 本市では、境川の堤防に多数生育しているので、つくしが終わった4月から5月に若葉を摘むことができます。

 

市史編集委員 小笠原 昇一

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