とよあけの自然 

ウチワヤンマ~大型で腹の先端近くにうちわ状の突起がある特異なトンボ~

ウチワヤンマ【とよあけの自然】の画像

後肢4本で木の頂上に止まるウチワヤンマ(地蔵池にて)

 6月~9月に平地や丘陵地の湖沼や湿地等に生息しています。成虫は腹部第8節の側縁そくえんが大きく広がり、うちわ状をしたきわめて特異な体型をした大型のサナエトンボの仲間です。
 体長は77ミリ~85ミリで、うちわ状の突起は中心が黄色で、まわりが黒色で縁取られています。水面から出たくいや枝に体を水平にして止まったり、池の水面上をパトロールしています。大型でオニヤンマと生息域が似ているので、よく見間違えることがあります。実際にはオニヤンマの方が一回り大きいのですが並んで飛ぶこともなく、腹の突起があるかないかで見分けてください。
 市内では盛夏に勅使池や濁池で見ることができます。杭などに水平に止っている姿を見るには地蔵池が観察ポイントかと思います。ただし、観察できる期間は比較的短いように思います。今年もウチワヤンマに会えるといいですね。

 

市史編集委員 浅井 常典

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