とよあけの自然 

水辺の侵入者たち ~はびこる外来種~

水辺の侵入者たち【とよあけの自然】の画像その1
「ウシガエル」
大きなものは20センチにもなる

 

水辺の侵入者たち【とよあけの自然】の画像その2
「ミシシッピアカミミガメ」
目の後ろに赤色の帯状斑がある

 


 水ぬるむ春にはまだ間がありますが日差しに暖かさを感じるようになれば、川や池では外国産の生き物たちが目にとまるようになります。
 ミシシッピアカミミガメはその名の通り北アメリカ産で、ミドリガメと言えばおわかりでしょう。ペットショップで売られている頃は大きさ3センチの可愛らしい姿ですが、成長の途中で水辺に放され、今では20センチを越える大物が石の上で日光浴する姿がよく見られるようになりました。
 ググググという太い声が特徴のウシガエルも故郷は北アメリカです。食用として輸入されたものが逃げ出して増え、今や市内の川や池で普通に見かけるようになりました。
 さらにはアメリカザリガニ、ブラックバス(ともに北米産)、ヌートリア(体長60センチの南米産大ねずみ)など、豊明の水辺では外来種が幅をきかせています。春の川辺を美しく黄色に彩るのもロシア原産セイヨウカラシナの大群落なのです。
 外来種の大攻勢の中、メダカやイシガメなど愛すべきわが国在来の生きものたちは、果たして将来とも生き続けることができるのでしょうか。

市史執筆員 浅野 守彦


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