7 地域の協力ここがポイント

(1)消火訓練の必要性

 消火器を備えている家庭は多いです。しかし、実際に操作して火を消してみたという人はどれくらいいるのでしょうか。
 数少ない防災訓練は、そのまたとないチャンスです。積極的に参加しましょう。


(2)「災害時要援護者」と防災組織

  1. 地域社会の協力関係
    「緊急事態に素早く対応して安全を確保する」という大事な行動が非常に困難な人たちのことを特に「災害時要援護者」と表現するようになっています。いわゆる健常者の積極的な助力や社会のシステムや施設等に不都合がないようにするという意味合いがこめられています。
    災害時に困難な立場にある方々とは、高齢者、寝たきりの人、目・耳・音声の不自由な人、肢体の不自由な人、知的障害のある人、人工透析の受療者などのような生命維持に慎重でなければならないような内部障害のある人などです。
  2. プライバシーを守る
    このような人たちのところには、災害が発生したときには真っ先に駆けつけて、危険から遠ざかる手助けをすべきです。
    また、そればかりでなく、日頃からの防災上の安全面でのさまざまな助カも重要です。それには、どこにどのような人が住んでいるかを知らなければなりません。ただ、その前提にはプライバシーを厳しく守るということが必要となります。
  3. 予備知識が必要
    障害により対応の仕方も異なり、通りいっぺんの対応では逆に迷惑であったり、不快な思いを与えたりしかねないので特に注意しなければなりません。
    防災関係機関や福祉関係機関等の指導を受けつつ、十分に研究や討議を重ねて対応しましょう。
  4. 防災組織へのアプローチ
    災害弱者の方のいる家庭では、なるべくオープンに防災組織(自治会や町内会)にわが家の状態を説明しておき、いざというときの対応が適切であるようにしておきたいものです。また、障害のある方自身もそのことを自ら進んで申し出ておくと良いでしょう。

 

(3)地域の危険と安全

 危険な状態の発見と安全化を!
  1. 地域には、二次災害の原因や緊急避難時の障害になるような危険があります。感覚を鋭くしてそれらを発見し、対処しましょう。
  2. 崖、土手、傾斜地などの地形上の危険を察知したときには、すぐに関係機関に知らせましょう。
  3. 通学路、避難ルート上の石塀・ブロック塀、自動販売機、野積みの資材、橋、看板や室外機などを継続的にチェックしましょう。そして、これらは人間関係を伴うので難しい面があります。上手に処理しましょう。

(4)防災用具の使用と管理

 みんなが知っておきたい使い方!
  1. 防災用具は、いつでもすぐに取り出せるような保管状態にしておかなければなりません。
  2. 防災組織のメンバーは誰でも一様に、全ての用具を取扱えるようにしておきましょう。
    そして、特に消火機材の取扱い方は理解しておかなければいけません。
  3. 保守点検は各専門部で受持ち必ずその記録をつけ、故障や劣化などは直ちに対処するようにしましょう。

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